僕が新極真空手を始めたのは、小学校2年生のときでした。
それまでは、いろいろなスポーツをしてきましたが、どれも自分には合わずやめてしまいました。
そんな僕を見ていた父が空手をやっていたこともあり、緑道場へ見学に行ったのがきっかけでした。
僕の目の前には、胴着姿で、組み手やミット打ちをしている姿に圧倒され、僕にできるかわからないけど、かっこいいからやってみようと簡単な気持ちで始めました。
いざ入門して始めてみると、想像以上に練習はつらく厳しいものでした。
でも、練習をして試合に勝つ喜びは忘れられません。
その為に、一生懸命練習をして、帯の色も変わっていき、いつの間にか空手が楽しいものに変わっていきました。
中学校に入り、周りとの体の大きさに差がついてきて体が小さいというハンディにも負け、試合で負ける日々が続き悔しい思いをしました。
僕は、緑師範の世界大会でチャンピオンになった時の「小さな巨人」という言葉が好きです。
小さいなら小さいなりに勝つ方法をビデオを見て何回も研究したり、栄師範代にも、圧力やパワーを中心とした練習メニューを取り入れ、一生懸命指導していただき、そのおかげで練習では誰にも負けないと思うほどの自信をつけることができました。
ユースの合宿などにも参加させていただき、全国で活躍する先輩方や同世代の選手たちと、スパーリングなど、とてもいい経験をさせてもらいました。
そして、九州大会では3位に入賞し鹿児島県大会では、高校軽量級の部で優勝することができました。
そして、今回、黒帯の昇段審査を受けさせていただくことになり、無事に昇段審査に合格することができました。
僕は、これから奄美を離れ、自分の夢の実現のため、空手と学業を両立していきます。
奄美で練習してきたことを忘れずこれからも精進していきたいと思います。
今まで指導してくださった、緑師範、栄師範代、一緒に稽古をしてきた道場生のみなさん本当にありがとうございました。
そして、12年間僕を支えてきてくれた両親へ感謝し、がんばっていきます。
奄美支部
支部長/責任者：緑健児
連絡先住所：鹿児島県奄美市名瀬末広町14-12
電話番号： 090-9728-4463
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