挑戦し続けてよかった
この度は昇段審査を受けさせて頂き、また昇段のお許しを頂き誠にありがとうございます。
私が空手を始めたのは、6年前の33才の時でした。
子供の頃に空手をやりたかったのですが、やる事が出来ず先に甥っ子が始めた事がきっかけでした。
どこまで出来るかわからないけれど、今から挑戦してみようと思い入門しました。
始めた時は体力にも全く自信がなく、覚える事も沢山ありました。
さらに組手の迫力にびっくりしてしまい、場違いな所に来てしまったと感じました。
ずっと白帯のままでもいいと思っていましたが、稽古を続けていく中で審査を受けたい気持ちが芽生えてきました。
そして初めて審査を受けた時に、黒帯までの道のりが遥か遠いと言う現実を知りました。
それと同時に、自分はどこまで全力で取り組んでどこまで行けるのか挑戦しようと決意しました。
また試合を始めて観戦した時、いつか自分もあの舞台に立ちたいと改めて感じました。
そして、その憧れの舞台に立ち試合をした時に負けた悔しさを味わい、空手以外の生活態度や物事の考え方も全て見直す機会を与えて頂きました。
それから審査や試合に積極的に挑戦し続け、気づけば茶帯まできていました。
その挑戦を胸に、1年前に昇段審査をを目標に掲げ、その日までの時間や気持ちを大切にしてきました。
審査当日は、緊張で自分の思い通りに体を動かす事が出来ず「心・技・体」の奥深さを感じさせられました。
最後に休日に強化練習の時間をつくって頂き、型や10人組手の練習をする機会を与えて下さった師範をはじめ先輩、道場生、応援して下さった皆様に深く感謝をしています。
本当にありがとうございました。
黒帯としてさらに精進し、自分の目標に邁進すると共に強く優しく極めていきたいと思います。押忍
長野支部
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