この度、昇段審査を受けさせて頂き誠にありがとうございました。
僕が空手を習い始めた理由、それは『ドラゴンボール』というアニメが切っ掛けでした。
幼い頃、その番組を夢中で見ている最中にふと「孫悟空みたいな強くて、優しい人になりたい。」と心の中で強い感情が芽生えました。
そこで明くる日、僕は父親と一緒に内藤道場へと見学しに行きました。
見ているうちにすごい感動を持ち、考える暇もなく入門することを決意しました。
初めての稽古、不安や緊張、幼い頃に抱いていた強い感情、たくさんの感情が混じり合いながら必死で練習しました。
練習を積み重ねていくうちに帯の色も変わり、だんだんと楽しくなってきました。
中学生になって一般部の練習にも慣れはじめて数年が経った日、内藤師範から、「昇段審査を受けるか。」というお話を頂きました。
昇段審査当日、朝から食事が通らずとても緊張していました。
基本稽古・移動稽古・型稽古・補強運動と進んでいきいよいよ10人組手が始まりました。
1人目、2人目、3人目と進んでいくうちに体力、気力共になくなっていき、突きや蹴りの数も減ってきて6、7人目からバランスを崩しましたが、先輩の皆さんに力強い応援を何度もして頂いたおかげで、『自分に負けられない』『諦めない』『倒れてはいけない』というがんばる気持ちがわいてきて、自分に負けず無事終える事が出来ました。
決して僕の力だけでは耐える事が出来なかったです。僕のために一生懸命大声を出してまで応援して下さった先輩方、道場の方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
そして悠雅先輩、審査終了後の優しい言葉をありがとうございました。
僕は来年大学受験ですので、内藤師範の様に空手では強く、勉強では賢い『文武両道』を目指します。
南大阪支部
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