人の支えがあったから
この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
僕が空手を始めたのは、7年前の7歳の頃でした。
友達に誘われ道場に体験に行き「やってみたい」と思い入門しました。
始めた頃は友達に会いに行く感覚でしたが、級が上がり試合に出る回数が増え、ある日の入賞をきっかけに僕のスイッチが入り空手の奥深さに気付き、いつか師範の様に優しく強い人になりたいと思いました。
昇段審査当日、会場に入ったとたん今までに無い緊張に胸が張り裂けそうでした。
そして、基本稽古、型、補強と進みいよいよ十人組手。
周りの人達に応援されながらの十人組手だと思うと、更に緊張しました。
始まってすぐは自分のペースでいけそうだと思いましたが、6人目を過ぎるとスタミナ、メンタル共にきつくなりました。
7人目8人目と更に十人組手の過酷さを痛感し、気持ちが折れそうになりましたが、周りの声援のおかげで最後までやり遂げる事ができました。
そして今までの思いが頭の中を巡り僕はたくさんの人に支えられて本当に幸せだと思いました。
これからは、有段者としての自覚を持ち誰かを支えられるよう頑張ります。
最後になりましたが、井上師範をはじめ稽古をつけてくださった先生方、組手の相手をしてくれた先輩、道場生のみなさん、応援してくれた周りの方々に心から感謝しています。 押忍
福井中央支部
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