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香川中央支部 三嶌利江 初段昇段レポート(2015年3月21日)

2015.09.24
昇段レポート

「私の空手道」

この度は昇段審査の機会を与えて頂き、また昇段の許可を頂き、誠にありがとうございました。

私が空手道を始めたのは、8年前の6月でした。

私には、息子1人と娘3人の、4人の子どもがいます。
性別も年齢も違う、4人の子どもたちが一緒に出来る事は何かと模索した中で空手を選択し、自宅近くの極真空手の道場に入門させました。

私は、子供達が稽古する姿を保護者の一人として、後ろで見学していました。
稽古を見ていると自分もやりたくなり、子供達にやや遅れて、39歳の時に入門することにしました。

入門後は、空手が楽しく、稽古で大量の汗をかき、疲れて帰宅した後も、子供達と習った技を自宅で練習していました。
約5年間、この道場で真面目に頑張ったつもりですが、諸事情で道場を去る事になりました。

そして、今から3年前に新極真会に入門させていただく事になりました。

新極真会の入会書類の入門理由の欄に、「空手が大好きだから」と書きました。
自分の素直な理由だからです。

新極真会に入門後、子供達もすぐに友達ができました。
原内師範、先輩方にも受け入れて頂き、熱心に指導して頂きました。

この3年の間、空手を通じて楽しいことや嬉しいことが多々ありましたが、もう空手が続けられなくなってしまうのかという、悲しい出来事もありました。

そこで救ってくれたのは、道場で知り合った師範、先輩、仲間たちでした。
師範や周りの人の存在のおかげで、今回の昇段審査に至れたのだと思います。

昇段審査の許可を頂いてから、稽古をすればする程、出来ていない事が沢山ある事が分かり、稽古をしながらも不安な毎日を過ごしました。

そして審査の日、今までの昇級審査の時も緊張しましたが、昇段審査は格別な緊張を感じました。
冒頭の説明で、昇段審査は一次審査(基本から型まで)での不合格も十分ありうると聞きました。

二次審査まで行けるのか不安でしたが、十人組手に挑戦する事を許されました。

そして十人組手が始まりましたが、始めから下段蹴りを効かされてしまい、どんどん動きが悪くなり、技も出せなくなり、もう無理かもと思いそうになった時に、原内師範からの技術アドバイスと無言のアイコンタクト、応援の皆さんの熱心な声援により、効かされ、跳ね飛ばされ、転倒させられても立ち上がることが出来ました。

全てが終わり、合否発表の時間になりました。
合格者として自分の名前が呼ばれた時、一瞬にして緊張の糸が切れ、涙がこみあげてきました。

審査会の最後に、原内師範から「強さとは、変わらない事」という深い意味のあるお言葉を頂きました。
この言葉を肝に銘じて、空手道に精進して参りたいと思います。

最後になりましたが、ご指導いただいた原内師範、上池師範代、諸先輩方、道場生の皆さん、保護者の皆さま、新極真会に導いて下さった羽原先生、誠にありがとうございました。

そして、涙ながらに十人組手を見守ってくれた子供達、空手を愛する私を理解してくれる主人に感謝致します。
本当にありがとうございます。押忍

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