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新潟支部 古川章 五段昇段レポート(2015年11月4日)

2015.12.28
昇段レポート

この度は、五段昇段のお許しを頂きまして誠にありがとうございます。

五段という帯の重さもそうですが、前回の受審から12年という月日が流れている中で、なかなか昇段挑戦に踏み出すことができなかった私に、昨年の秋、木浪利紀師範より「来年の世界セミナー合宿で一緒に五段に挑戦しましょう」と声を掛けて頂き、長年同じ組織で共に戦ってきた同志から背中を押して頂くかたちで五段挑戦に踏み出す事ができました。

その翌日からは、改めてジムでの体づくり、瞬発力・バネを強化する為、競技場で100M・200M・400Mのダッシュも稽古に取り入れました。
指導中の基本稽古で、立ち方・軸・正確な技だし・技のキメ・スピード・脱力・呼吸・インパクトなど普段道場生に伝えていることを自分自身でもしっかり意識をしながら日々の稽古に挑んでいきました。

また、移動・型・スタミナ稽古・部位鍛錬なども、日によってテーマを決めて行うように心がけていました。

日々甘えが出ることのないようしっかり稽古するのだという強い思いに突き動かされている中で、「夢を持つこと」「心構え」そして「挑戦」する事の大切さを改めて感じる事ができました。

とにかく後悔だけはしないように、リズムと継続性をもって日々を送っていきました。

当日の審査会では、自分のイメージとは違う動きや組手でも心の弱い部分がでる場面がありましたが、なんとか基本・移動・型・組手とすべて完遂する事ができました。

昇段審査に向け、自分自身としっかり向き合い、投げ出さず、逃げることなくやり切れたので後悔はありません。
審査会で体験した自分自身の「弱い心」「できない動き」はこれから生涯続く稽古の中でしっかり埋めていきたいと思います。

「ケンカに強くなりたい」と始めた空手でしたが、まさか自分が五段になれるとは本当に夢のようです。
頑張れば頑張る程、抱えるものも大きくなってくる中でプレッシャーも感じていましたが、両親や家族、新潟支部の道場生、後援者の方々の激励により、乗り越えることができました。

そして、共に五段に挑戦した木浪利紀師範、谷川光師範、遠江大師範、小林清亮師範、当日、応援して頂きました世界の師範と道場生の皆様に心より感謝申し上げます。

空手を始めてからの約30年、たくさんの方と出会い、支えて頂き、「感謝」や「思いやり」そして「仲間の有難味」を心から感じることができました。

「強くなりたい」と出稽古に行った私を快く迎え入れてくださった緑健児代表、同好会時代の新潟を支えてくださった藤原康晴師範をはじめとする師範の皆様方、共に同好会として支え合ってきた永友の故長谷川順一師範、空手を通じ出会うことのできた全ての皆様に感謝し、空手を始めた頃の純粋な気持ちを忘れず、悔いのない空手人生を送っていきたいと思います。

これからもこうしたご縁を大切に絆を深め、新極真会の一員として組織に貢献できるよう「使命」と「責任」を全うして参りますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

本当にありがとうございました。押忍

新潟支部
支部長/責任者:古川章
連絡先住所:950-2162新潟県新潟市西区五十嵐中島5丁目1-1
電話番号:025-201-8318
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