この度は、昇段をお許し頂き誠にありがとうございます。
私が空手と出会ったのは、30歳を過ぎてからです。
息子を近くの道場に通わせたのがきっかけでした。
息子を道場に送り稽古を見学しているうちに、何か息子と共有してやれる物が有れば良いなと思い、私も道場の門を叩きました。
始めた当初は自分が黒帯を締めるなど夢にも思いませんでした。
ただ健康維持程度に続けられれば良いと思っていました。
空手を始めて数年すると、支部にある問題が起き空手を続けられない状況になってしまい、道場生は路頭に迷ってしまいました。
そんな時、私達を救ってくれたのは、新極真会組織そのものであり、事務局長である小井泰三師範代、高野成巳先生、山本将也先生、高野優希先生でした。
新生埼玉中央として始まった道場は、毎日が衝撃でした。
いろいろ刺激を受け日々が過ぎる中、小井師範代が言った言葉を今でもはっきり覚えています。
「何色にも染らない黒」
その言葉を聞いて、出来る事なら自分も黒帯を取りたいと心から思いました。
それからの稽古は、自分自身の中で目標を立て、それを達成させる様、取り組んできました。
時には辛すぎて挫折しそうになった時もありました。
今でも、選手稽古の時に流れていた曲を聴くと吐き気がする位です。
そんな楽しくもあり、厳しくもある空手を続け10年近く経った時、昇段審査のお話を頂きました。
審査当日は緊張と不安で、大変きつい審査でした。
しかし、仲間の声援と、先生方の援助もあり、何とか合格することが出来ました。
私は、まだまだ未熟者です。
これからは、何色にも染らない人間になれる様、日々精進して行きたいと思います。
最後に、ここまで導いて頂いた小井師範代、成巳先生、優希先生、久加先生、志村先生、一緒に汗を流した仲間達、そして0~100までご指導頂いた将也先生、本当にありがとうございました。押忍
埼玉中央道場
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