この度は、参段への昇段の機会を頂きありがとうございました。
今回の昇段審査は、前回挑戦した時とはまた違った不安と緊張のあった審査でした。
2年前に受審の許可を小井師範代に頂き、審査に向けて準備をしていったのですが、1ヶ月半前の稽古中にアキレス腱を断裂してしまいました。
その時は、一瞬の出来事で自由に動く事と目標を失い、本当に落ち込みました。
そして、家族、職場である総本部事務局の皆さん、道場生、自分の代わりに指導を代行して頂いた先生方にご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
怪我をして、いかに自分が周りの方々に助けて頂いていたという事を実感しました。本当にありがとうございました。
そして2年後の今年、再度受審のチャンスを頂き、時間をかけてしっかり準備をしてきたつもりでしたが、審査当日は、「いつも通り」と自分に言い聞かせても、審査委員の師範方を目の前にして、緊張のあまり基本から組手まで、自分のやってきた事が思った様に出来ずに稽古不足を感じましたが、一緒に稽古してきた道場生や仲間、家族の応援のおかげでなんとか昇段させて頂く事が出来ました。
最後に、緑代表をはじめ審査委員の師範方、事前稽古から審査が終わった後もご指導頂きました外舘師範、目標を無くした自分に目標を与えて下さった小井師範代、道場を移籍してからも、いつも気にかけて頂き審査当日もアドバイス頂きました塚本師範、審査の準備をして頂いた総本部事務局の方々、当日の対戦協力者の皆さん、応援に駆けつけてくれた道場生、そして、どんな時も応援してくれた家族のおかげで昇段する事が出来ました。
本当に感謝しています。
まだ、堂々と参段と言える様な自分ではありませんが、参段の帯にふさわしい男になれる様、指導者としても日々精進を心がけて修行をしていきたいと思います。押忍
埼玉中央道場
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