この度は、審査の機会を与えて頂いたこと、そして、昇段の許可を頂いたこと、誠にありがとうございます。
運動不足解消と、健康維持のため何か運動をしなくてはと思っていた頃に、県庁内に空手クラブがあることを知り、見学をきっかけに入門したのが31歳の時でした。
当初より「空手をする以上は黒帯を目指せ！そして、筋金入りの男になれ！」という師範のお言葉に励まされ、初心者ばかりの県庁健康空手クラブのみんなで頑張っていたのが懐かしく思い出されます。
ゆっくりではありますが、級も上がっていくと意欲もわいて、本部道場や支部にも通わせていただきました。
空手を通じて仕事も年齢も違うたくさんの方々と知り合い、どんどん広がる仲間の輪は、今も私の宝物となっています。
しかしながら、仕事や転勤で稽古から遠ざかることもしばしばで、若い頃のような馬力も薄れ、50も半ばとなった今は県庁健康空手クラブで汗を流し、健康維持が出来れば十分と思っていました。
そのような中、突然の審査のお声掛けを頂いた時には、驚きは勿論でしたが、ただただ不安しかありませんでした。
審査までに何とか体を仕上げようと自分なりに頑張ったつもりでしたが、最後の10人組手ではすぐに息が上がってしまい、周りからのアドバイスは聞こえているにもかかわらず、思うように体が動かない、反応できないという恥ずかしい内容になってしまいました。
これからの新しいスタートは、審査での恥ずかしい思いを教訓に、精進してまいりたいと思います。
最後に、いつも県庁健康空手クラブを気にかけてくださっている三好師範、審査に向けたくさんの助言・指導を頂いた竹澤師範代、いつも支えてくれ10人組手の相手もしてくれた県庁や道場の仲間達、そして応援してくださった皆様に改めたお礼を申し上げます。
ありがとうございました。押忍
高知支部
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