この度は、初段への昇段のお許しをいただき誠にありがとうございます。
黒帯への挑戦の中で強く感じた思いは、「感謝」その一言につきます。
思い起こせば、初めて新極真と出会ったのは、私が高校1年生の頃です。
高校入学を機に、憧れていた武道に挑戦しようと一念発起。
市内の道場をいくつも見学し、その中でも、大人も子供も一生懸命稽古に取り組んでいる所に強く惹かれ、宇都宮西道場の門を叩きました。
その頃は、運動部にも入ったことのない、まさに文化系女子。
元々、不器用で運動の苦手な私は稽古についていくので精いっぱいの毎日でした。
それでも、稽古を休まず通うことができたのは、大平先生、角田先生、仲間の道場生達のおかげです。
あの時期に、今まで全く関わることのなかった新しい世界、空手やそれを取り巻く方々と出会い、自分と向き合えたことは、今の私にとって大きな財産だと思っています。
その後、大学進学を機に一度は新極真を離れましたが、結婚した夫が、新極真の道場に通っている事を知り、これも何かのご縁と、再び呉道場に再入門させていただきました。
稽古の厳しさを知っていた分、再入門のために問い合わせをするのに、とても勇気がいったことを覚えています。
呉道場に入門すると、世界を目指す選手から年配の先輩まで、バラエティに富んだ面々が稽古に励んでおり、非常に刺激になりました。
先生方、先輩方、道場の仲間、全員が尊敬できる存在であり、みんなのがんばる姿を身近に感じているからこそ、ここまで続けることができたと思います。
昇段審査を受けるに当たり、稽古に付き合っていただいた方々には、ただただ感謝です。
また、黒帯をとるにあたって、少年部の指導という経験もさせて頂けたことは非常に勉強になりました。
指導しながらも、かえってこちらが学ぶことの方が多かったと思います。
最後に、改めて、今まで指導していただいた師範、先生方、10人組手の相手をしていただいた方々、道場の仲間達、稽古のために家を空けることの多かった私のわがままを許してくれた家族、皆のお陰で昇段することが出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
先生がよく仰っているように、黒帯をとってからがスタートだと思っています。
私の好きな道場訓の一節「生涯の修業を空手の道に通じ」という言葉に少しでも近づけるよう、さまざまな面で努力して行きたいです。
これからは、新極真会の黒帯に恥じぬよう、一層精進していきます。押忍
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