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山口中央支部 藤村泰弘 初段昇段レポート(2016年9月11日)

2016.09.28
昇段レポート

この度は、昇段査受審のお許しをいただき、ありがとうございました。

私が、空手を始めるきっかけになったのは、五年前、気弱だった長男の性格を変えるために、何か格闘技を習わせたいと思ったことでした。
調べたところ、長男の通う小学校の体育館で空手をやっていることを知り、長男と一緒に見学に行ってみることにしました。

その時、ミット打ちなどの体験をさせていただきました。
見学を終え、長男に、体験した感想を聞いてみると、「やりたいけど、父さんも一緒なら。」という答えでした。

私も、以前から空手には興味があり、これを機に、長男と一緒に入門することにしました。

御手洗支部長の丁寧かつ的確な指導を受けながら、少しずつ基本や移動、型を覚えていきました。
気が付けば、長男よりも私の方が、空手に夢中になっていました。

入門してから一年たった頃から、試合にも出るようになりました。
試合では、痛い思いをしながらも、その回数を重ねるごとに、勝つ喜びを知り、更に空手が面白くなりました。

又、支部内の他の道場に出稽古に行くようになり、年齢・性別問わず、数多くの道場生と出会うことができました。
出会った全ての方々から学ぶことは多く、その中で、一緒に切磋琢磨してきたことが、今に繋がっているのだと思います。

それは、私にとって、今まで感じてきた達成感・充実感とは違うものでした。
先輩方も懇切丁寧に指導して下さり、試合や審査の前には、多忙な毎日にも関わらず、練習に付き合って下さいました。

素晴らしい支部長や先輩・仲間に囲まれ、一心不乱に邁進してきた私に、御手洗支部長より、昇段のお話をいただきました。
嬉しさを感じた反面、自分にはまだ早いのではないかと不安も同時に感じたことを覚えています。

しかし、支部長の期待に応えたい、挑戦してみたいという気持ちも心の奥底にはありました。
審査の日までに、自分に出来る全てのことを、少しずつ準備をしていきました。

審査当日、「あれだけやったのだから大丈夫。」と、自分に言い聞かせ、昇段査受審に臨みました。
心を落ち着かせようとしましたが、終始緊張していたような気がします。

基本、移動、補強、型、どれも手ごたえを感じず、余裕もなかったように思います。
そして、十人組手は、かつて無い程に苦しく、正直、途中で何度も挫けそうになりました。

しかし、この日の為に集まって下さった先輩や道場生の方々の惜しみない声援に励まされ、さらには、組手を終える度に、「頑張って下さい。」と、力強く握手して下さった方々の温かい気持ちにも後押しをされ、十人組手をやり切り、無事に完遂することができました。

入門した当時には、遥か彼方に見えた黒帯を、ついに手にすることができたことに、今はただただ多大なる喜びを感じています。
又、それと同時に、これからも更なる精進をして、自分の中にある空手の理想を追い求めていきたいと思います。

そして、いつまでも息子の先に立つ父でありたいと思います。
御手洗支部長をはじめ諸先輩方、道場生の皆様、これまで私を支えてくれた家族、その全ての方々に、感謝の意を表したいと思います。

本当にありがとうございました。

山口中央支部
支部長/責任者:御手洗俊行
連絡先住所:山口県宇部市笹山町1-2-10
電話番号: 0836-31-2009
http://www.hajimail.jp/karate/sks_yamaguchi/


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