この度は昇段審査を受けさせて頂き、また昇段を許可して頂きありがとうございます。
22歳で弐段を取得し、9年の歳月が流れました。
大学を卒業し環境が少し変わり、空手に対する考え方も少しずれ、大会に出場してもあと一歩結果に結びつかない時期が続き、弐段を取ったばかりの頃は、大会優勝や参段を目指していましたが、その気持ちも年を重ねるごとに段々と薄れていました。
そして30歳を迎えた県大会で、足首の靭帯断裂の大怪我をし、さらに参段へ対する思いも、現役を続ける向上心も失いそうになりました。
そんな時期に、師範に「そろそろ参段を受けないか?」と言われ怪我のことが頭をよぎりましたが、決断することですべてはうまくいく‼︎と思い半年後に参段の審査を受けることを決めました。
出来るかどうかではなく、どうしたら出来るかに意識を向け、稽古に打ち込みました。
いざ30人組手が始まると、久しぶりの審査での緊張で思い通りに体が動かず、途中肋骨を痛め何度も諦めそうになりましたが、応援に駆けつけてくれたみなさんのおかげで乗り切ることが出来ました。
最後になりますが、師範である父をはじめ、道場生の方々、応援に駆けつけてくれた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
この経験を活かし精進していきますので、これからもよろしくお願いします。押忍
長崎支部
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