この度、昇段を認めて頂きありがとうございました。
大濱師範をはじめ諸先輩方々、道場生の皆様ありがとうございました。
現在49歳になりますが、19歳の時、大濱道場に入門する予定の日中に交通事故に遭い、大腿骨と足首を複雑骨折してしまい5ヶ月の入院をしましたが、何が何でも退院したら寝過ぎてヒョロヒョロになった足を鍛えながら絶対入門しようと、松葉づえが取れた翌日から入門しました。
それほどにも憧れた極真なのに何度も挫折しブランクが出来たり、空手に対して中途半端な状態でありました。
私の経営している事業が忙しいと理由に、数年前まで退会をしていました。
道場から遠ざかっても常に仲良くして頂いている森康歩先輩は、一時間以上離れた自分の会社に定期的に顔を見に来てくれて、「小谷さん、あと一歩・・・もったいない・・・」いつも声をかけてくれました。
私の歳の離れた親友でもある島本一二三。
一二三こそ毎週必ず仕事の合間に来てくれ、帰り際にいつも「先輩、ほんと待ってるんで!いつでも道場でまってます」と、毎回同じことを言ってくれました。
その頃偶然、森先輩が「一年なら一年だけ復活して、あと一歩の黒帯取りましょう!」と、いつもになく強く誘われ、翌日に一二三からも「自分たちが完全サポートするんで、そして先輩とゆかりある最高のメンバーの10人組手で歓迎させてください!」話は別々で偶然だったみたいで、断る理由なく喜んで復帰の覚悟をしました。
審査当日は、私の大先輩で第6回世界大会4位の村瀬剛史先輩が、オーストラリアから帰省される時期にあわせて岡山からワールドカップチャンピオンの石原師範、第11回世界チャンピオンの島本雄二、大下郁真、森康歩先輩、島本一二三、そして私の長男、武蔵まで。
組手後は両腕両脇の骨折で見事に粉砕されました。
組手前から決めていた「絶対這いつくばらない事」「最後まで動き続ける事」は達成できました。
あとはキレが不十分な型をきっちり習得するまでと、幾度と保留になり心が折れ腐りそうになる自分を完全サポートしてくれたのも、森先輩、一二三、雄二でした。
よくここまで不器用な自分にさじを投げずに付き合ってくれたと思うと感謝の他ありません。
たくさんの仲間の協力と愛情があって、自分が生かされいてるんだと改めて感謝と感激でいっぱいです。
これからゆっくりでも一歩一歩と大切に、生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うできるよう生きて行こうと決意しています。
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