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神奈川東横浜支部 藤本陽一 参段昇段レポート(2017年1月22日)

2017.04.11
昇段レポート

この度は、昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。

入門から32年目に入り、おおよそ10年に1回づつの昇段審査となります。
木元道場の職員として恥ずかしくない基本・体力・型・組手をしなければならないというプレッシャーはありましたが、木元師範から昇段のお話を頂いた時は、自分の稽古の方向性の証明と理想と現実とのギャップが知りたく、挑戦させていただきました。

前回の昇段から12年経過しているので、故障個所や年齢を考えても、以前と同じ稽古は出来ません。
10年ほど前から行って積み上げてきた古典的な稽古は、試合や掛け組手でも発揮できるのか?
自分を信じ切ることができるのか? 
肚が据わって組手ができるのか?
全てを証明するためにも、絶対に失敗は出来ません。
昇段に向けての稽古は、いつも行っている稽古を貫き通しました。

若い時と違い、肉体を酷使するだけの稽古ではなく、年齢を重ねた強さと上手さを心がけましたが、結果としてはとても満足出来るものではなく、肚の据わりだけは収穫がありましたが、課題が多く残る内容と感じました。

心と身体の一致は難しく、空手の修業は一生かけて行うものなのだと覚悟が更に強まりました。

スポーツと武道の差は「トレーニング」と「稽古・修業」というようなもので、一時的に頑張るものでなく
生涯を通じて行うことが武道で、私の使命はこの武道を木元師範のもとで伝え続けることだと思います。
 
私の課題は、今回の昇段を励みにし、毎日の稽古と年齢を重ねることによって生み出されれる強さを求めて、これからも精進してまいります。

最後に、昇段の機会を下さった木元師範、諸先輩、掛け組手のお相手をして頂いた方々、私の稽古に付き合ってくれた稽古生の皆さん、様々な形で支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。押忍

_2017_年_1_月_22_日昇段審査 (36)_R (1)

神奈川東横浜支部
支部長/責任者:木元正資
連絡先住所:神奈川県横浜市神奈川区神奈川2-14-17
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電話番号:045-453-5401
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