この度は、昇段審査を受ける許可を頂きありがとうございます。
私は3歳の頃から今まで、空手と共に育ってきました。
初段になったのは小学校の頃で、その時も厳しい審査だったのを今でも覚えています。
その時から約10年が経ち、今年の秋に師範から弐段に挑戦しないかと声を掛けて頂いたときは、自分の中ではまだ弐段の実力が自分にあるとは思えていませんでした。
しかし、自分が指導する立場に立って、自分が見本にならなくては、今頑張っている生徒たちを自分が引っ張っていかなければいけないと感じ、今回の弐段の昇段審査を頑張ろうと思えました。
審査当日を迎えると、思っていたよりも緊張はしませんでした。
きっと、一緒に練習をしてくれた一般部の人達、沢山の応援の言葉をくれた少年部の生徒達、当日応援に来てくれた審査を受けない後輩達や自分を誰よりもバックアップしてくれた家族の人たちが自分の心の支えになっていたため、落ちつけていたのだと思います。
この沢山の自分を支えてくれた人たちの期待に応えるために、この審査を最後までやり切ろうという覚悟で審査に挑みました。
自分の中では少し不十分な所もありましたが、気づけば最後の20人組手を残すところまであっという間に来ていました。
いざ、20人組手が始まると緊張はしていませんでしたが、想像よりもきついものでした。
しかし、自分の中でしんどいところは見せたくない、皆の見本になるのだという気持ちで、無事にこの20人組手を乗り切ることが出来ました。
私の中では、今回の昇段審査が自分の今までの人生のなかですごく大きな節目だと感じています。
これからは初段ではない、弐段になるのだから、今よりも努力して弐段の実力を自分につけないといけないと、新たに自分を引き締める節目になったと思います。
最後になりましたが、父であり師範でもある内藤先生、ここまで指導をして頂き本当にありがとうございました。
南大阪支部
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