この度は、昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございます。
僕が空手を始めたのは、小学4年生になる少し前でした。
仲の良い友達が習っていて、見学に誘ってもらったのがきっかけです。
体験でとても楽しかったのですが、小さな頃から喘息で体の弱かった僕には無理だと最初は反対されました。
でも健康のためにもなるからと、病院の先生と相談して習う事が出来ました。
初めての大会の相手は仲の良い子だったので、あまり試合という実感が湧きませんでした。
でも負けた時に、とても悔しくなりました。
それからコツコツ練習を重ねて、やっと入賞する事ができた時はとてもうれしかったです。
空手で学んだのは諦めずに努力するという事です。
それが今、他の事にも活かされていると思うからです。
空手に誘ってくれた友達に感謝です。
何度も挫けそうになりましたが、皆に追いつきたいという気持ちで続けて来ました。
黒岡師範に昇段の声をかけてもらえた時は、まだまだ先だと思っていたのでびっくりしましたが、とてもうれしかったです。
審査の前にはとても焦る事がありました。
マイコプラズマ肺炎とインフルエンザにかかってしまい、練習が出来ずやっと動けるようになり、腕立てをしたら激痛がありました。
病院に行くと、肋骨を骨折していると言われました。
前の大会で骨折していたのに気付かず、ずっと打撲とインフルエンザの痛みだと思っていたのです。
両親には反対されましたが、骨折の場所が左脇だったので、黒岡師範が許可してくれるのなら、かばいながらでもやりたいと言いました。
同じ道場の皆や保護者の皆さん、優輝先輩、勝汰先輩、他の道場の仲の良い子達が応援してくれていたので、どうしても頑張って受けたかったのです。
当日は不安と緊張と痛みで、体が思うように動きませんでした。
10人組手になった時、沢山の方の「頑張れ!!」という声で気合を入れる事が出来ました。
ケガをしている僕との組手はやり辛かったと思います。
最後までやりとげる事が出来たのは皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
これからは黒帯をまいているという意識を常に持って、さらに稽古にはげんでいきたいと思います。
最後になりましたが、これまで指導してくださった黒岡師範はじめ、西先生、山崎先生、前田さん、優輝先輩、勝汰先輩、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、これまでに何度も稽古に付き合ってくれた、町田実央・成矢先輩には感謝でいっぱいです。
これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。押忍
和歌山支部
支部長/責任者:黒岡八寿裕
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