この度は、昇段審査を受けさせて頂き誠にありがとうございます。
これまでご指導頂きました金田師範・山田先生を始め諸先生方、諸先輩方、道場生の皆様また当日に応援してくださった方々に心より感謝申し上げます。
私が空手を始めたきっかけは、同級生でもあり親友でもある山田先生からの誘いで「この度、新極真会宮城支部泉道場を出すけど空手をやらないか」という一言でした。
元々格闘技は好きでしたし趣味という趣味も無く、体も鈍っていたのですぐに入門させて頂きました。
ところがなんと空手に入門し練習をしてみると、自分の弱さと体力のなさに驚きでした。
元々少しは格闘に自信がありましたが、スパーリングで蹴りパンチを出してみるものの全然当たらず貰うとすごく痛い、そこで継続して練習しているうちに気付きました。
「継続は力なり」と。
続けることによって力が付き上達するものだと。
そして私の好きな言葉で「初志貫徹」、初め心に決めた志を最後まで貫き通すこと、これが人としての大事な道理とこの気持ちを持ち続け、今まで17年間続けることが出来ました。
そして念願の昇段審査の機会を与えて頂き、練習はするものの、週2回の練習、仕事の忙しい頃は、練習時間が30分から1時間と少ない時間のトレーニングには焦りがあり、スタミナ不足と型を覚えることに必死でした。
特に空手の基本となる重要な型の練習は、自分にとって頭から煙の出る思いでした。
審査当日は、とにかく最後まで何が何でもやり遂げる、この考えしかありませんでした。
10人組手は初め1人目からきつく、元東北チャンピオンでもある髙橋誠さんは体も大きく、蹴りパンチも重く、ここで体力を8割ほど使い、2人目は元東北準優勝大棒雄大さん、彼は左パンチ蹴りが早く、ここで体力がほとんど残っていない状況で三人目の佐々木辰也さん、彼は元無差別級チャンピオンであり足蹴りがどこまでも上がり下突きのプロで、ここで体力を使い果たし、4人目からはあまり記憶の無いままただひたすら気力で何とか最後まで完遂することが出来ました。
これも道場の皆様のおかげです。
今後は、新極真会の黒帯に恥じぬよう精進いたします。
改めて、空手道という内容を理解協力して頂いた家族と会社の皆様、そして指導頂きました先生・先輩・道場生の皆様ありがとうございます。
今回の挨拶文の終わりに、自分自身より一層努力して空手道を極めたく思っています。
又微力ながら、新極真会宮城支部のお力になれるよう努めてまいります。押忍
宮城支部
支部長/責任者:金田和美
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