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第12回日本代表候補(兼JFKO大会)強化合宿二日目

2019.03.10
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3月8日~10日、第12回日本代表候補(兼JFKO大会)強化合宿が富士緑の休暇村で開催されている。第5回JFKO全日本大会での全階級制覇と、その先にある第12回世界大会での男女ダブル優勝という大目標へ向け、すでに日本代表の切符を勝ち取っている島本雄二、山本和也、加藤大喜、岡﨑陽孝、南原朱里を含む日本トップクラスの男女約70名が、過酷な稽古で汗を流した。合宿二日目の模様をお届けする。


午前6時からの早朝稽古開始を待たず、15分前には全選手が体育館に集合し、ランニングで汗を流した。続いて石原延日本代表コーチが陣頭指揮をとり、数名ずつのチームに分かれてリレー形式で競争が行なわれた。ダッシュ、ケンケン、クモ歩き、お尻歩きなどさまざまな種目でスピードを競い、最下位のチームにはその都度、拳立て伏せ10回の罰ゲームが課せられた。


午前稽古では最初に石原コーチが指導を行ない、片手のみを使って相手の肩をタッチする「肩タッチ」で受けからの攻撃を意識する稽古を行なった。自由組手を挟んでから、選手強化委員の谷川光支部長が男子選手を集め、組手の攻防の中で突きに体重を乗せるコツを、女子選手には新保智日本代表コーチがより多くの体重を乗せる突きのフォームを伝授し、ともに突きの体重移動をテーマにセミナーを行なった。



その後、選手たちは教わったテクニックを約束組手の中で実践。その後は石原コーチが数回のセミナーを行ない、最後は2人1組で腹打ち。受ける側が目をつぶってタイミングを取りづらくするなど、通常とは違うバージョンでも行なわれた。


午後稽古の冒頭では、男子各4階級と女子の5グループに分かれ、日本代表コーチや選手強化委員が5月のJFKO全日本大会で勝つために必要なテクニックを口頭でアドバイスした。組手では男女それぞれがAランク(日本代表、特Aランクを含む)、Bランクに分かれ、1分10セットの組手を交代で行なった。「2日間で一番、動きがよかったよ」と、奥村幸一日本代表監督が称賛するほど激しく充実した内容の組手を見せ、最後はスクワットの体勢で腰を落として1分間キープ、両足の親指をつけて腰を落とし、1分間キープ、ジャンピングスクワット、拳立て伏せなどの補強をみっちりと行ない、今合宿最大の山場となる二日目の午後稽古を完遂した。


 夜には、アンチ・ドーピング委員会の委員長を務める南大阪支部の内藤隆富支部長、JADA協力講師の関水康成さんが駆けつけ、講習会が開かれた。選手は大会に向けてドーピングに関する正しい知識を学び、質疑応答も行なわれた。大山倍達総裁が愛した鶏の水炊きが振る舞われた決起会では、この春、中学、高校、大学を卒業した選手の紹介もあわせて行なわれた。


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