真の四国一を決めるにふさわしい全四国大会。
今回は男子・女子ともに昨年王者の参戦があり、連覇に注目が集まる。
大会のキャッチコピーは、「少年よ、龍馬を目指せ!」。
四国から世界に飛び出す選手は現われるのか。
・大会名:第36回全四国大会
・開催日:2019年4月21日(日)
・開催場所:くろしおアリーナ
・アクセス:高知駅から路面電車「桟橋行」乗車
「はりまや橋」電停下車後、はりまや橋から土佐電鉄バス「前浜行」「パークタウン行」乗車
「東部球場前」下車。徒歩約20分。
・主催支部:高知支部/愛媛支部
・大会情報:高知支部ホームページよりご確認下さい。
国内のブロック大会として最も古い歴史を誇る全四国大会。
大会のキャッチコピーには「少年よ、龍馬を目指せ!」とあるとおり、四国の選手の登竜門となっている。
35回目の節目となった昨年は、一般男子上級の部で三上和久の連覇で幕を閉じた。
安定した実力で四国の絶対王者となりつつある三上だが、今大会は四国各県から三上の進撃に待ったをかける強豪選手がエントリー。
昨年のベスト4である酒井瑞樹と池内敬直は打倒三上の最右翼。
三好道場の先輩でもある酒井は一昨年の決勝戦でも三上と対戦し、煮え湯を飲まされている。
先輩の意地を見せたいところだ。
池内は昨年の一回戦で阪本晋治を破って勢いに乗る香川中央支部の新鋭。
全四国大会型の部において実績のある山中湧太もエントリー。
組手においても結果を出すことができるのか。
三上の実弟・三上汰明も注目株。
そして徳島西南支部からは逢坂岳が名乗りを上げた。
さらに福岡支部の江口智晴、他流派で常連の亀島航も要注意だ。
一般女子フルコンタクトの部も見逃せない。
昨年王者の石原凜々の連覇に注目は集まるが、今回は他流派の強豪がエントリーしているため、緊張感は高い。
國本明佳、福徳結実ら他流派の大会で実績を残す選手に加え、東京ベイ港支部の谷口亜翠佳、大阪神戸湾岸支部の井本結愛が参戦。
激戦が予想される。
大会主催者:三好一男(高知支部・愛媛支部 支部長)
「今大会は、今や名実ともに四国ナンバーワンの実力を身に付けた三上選手が3連覇を果たせるかどうかに注目が集まります。
順当なら三上選手の3連覇となるでしょうが、勝負の世界はわかりません。
先輩である酒井選手にはぜひリベンジをはたしてもらいたいです。
若手の逢坂選手や山中選手もどこまでの闘いを見せるのか注目しています。
また、他流派の強豪選手も参戦しますので、絶対に王座は新極真会の選手に死守していただきたいです。
そういう意味では女子フルコンタクトも気がかりです。
実力では昨年優勝の石原選手でしょうが、油断は大敵です。
万が一にも他流派に王座を取られるようなことがあってはなりません。
新極真会の選手の闘いに期待しています。」
昨年の決勝戦 栗山宙 対 三上和久