全国レベルで活躍する選手の輩出に期待がかかる北海道地区は少しずつ実力者が育っている。
無差別の全日本大会やJFKO全日本大会にエントリーする選手が増えてきており、今回の全北海道大会でも軸がしっかりとしてきた。
・大会名:第23回全北海道大会
・大会日:2019年9月8日
・開催場所:北海きたえーる(北海道立総合体育センター)
・アクセス:地下鉄東豊線「豊平公園」下車すぐ
昨年の無差別ベスト4が、今年も全北海道大会にエントリーしてきた。
前回王者の千葉鉄也は、今年5月の日本代表&日本代表候補合宿に参加してレベルアップを図ったばかり。
さらに強くなった全北海道王者の実力を証明したいところだ。
また双子の兄・慎也も頂点を狙っている。
第20回大会では兄弟決勝を実現しているだけに、ふたりがトーナメントの軸になるのは間違いない。
最も勢いがあるのは、昨年、鉄也と決勝を争った中畑友作だ。
第3回北海道フルコン大会では鉄也を下して優勝した逸材が、いよいよ全北海道王者となって、全日本大会へ羽ばたくことになるのか注目を集める。
また四天王の一角として異色の存在感を見せつけているのは、“ターミネーター”のニックネームを持つ、岡﨑宏軌。
無尽蔵のスタミナと正確な下突き連打は対戦相手にとって脅威となる。
今大会も、この4人が上位を独占することになるのか⁉︎
四天王を崩す有力選手は、昨年のドリーム高校生中量級準優勝の石塚悠真、そして神奈川東横浜支部の藤岡元と手島一翔の3人が挙がる。
石塚は錬成大会で岡﨑と決勝を争った経験が、今大会で発揮されるかもしれない。
藤岡と手島は全関東大会で経験を積んでいる。
無差別で、どこまで勝ち上がれるのか楽しみだ。
一般軽量級にエントリーした下川原和輝も含めて、話題は尽きない。
大会主催者:外舘慎一(北海道支部外舘道場 支部長)
「今大会は、昨年の無差別級ベスト4が揃いました。
連覇を狙う千葉鉄也選手、巻き返しを狙う兄の千葉慎也選手ともに兄弟決勝の再現をしたいところでしょう。
またファイナリストまで上り詰めた中畑友作選手は、悲願の優勝に期待がかかります。
そして歴代王者の岡﨑宏軌選手も、持ち前の粘り強さを見せてくれると思います。
その岡﨑選手と第12回平山道場錬成大会で決勝を闘った石塚悠真選手の飛躍にも注目が集まります。
神奈川東横浜支部から参戦する藤岡元選手と手島一翔選手が、どこまで勝ち上がるのかも楽しみです」
昨年大会の無差別級決勝戦 千葉鉄也 対 中畑友作
北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。