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滋賀中央支部 鈴木理司 初段昇段レポート(2019年11月24日)

2020.02.04
昇段レポート

このたびは昇段をお許しいただき、ありがとうございました。

私が極真カラテに入門したのは37歳の時です。
ずっと仕事中心の生活でしたが、体力・気力の衰えを感じ始め、体調もすぐれず、何か運動でも始めようかと考えていました。

そんな時にふと、中学生の頃に大山倍達総裁の著書を読み憧れていた、極真カラテを思い出しました。
当時は過激なイメージがあり入門するにはかなりの勇気が必要で、道場が遠かったことを言い訳に諦めてしまっていました。
その後も社会人になるまで武道に縁のない生活をしていましたが、ある時に旅行で訪れたイギリスでたまたま知り合ったスペインの方に「私はKyokushinをやっています。日本人をとても尊敬している・・・」と言われたことがありました。

その時は遠い異国の地まで極真が浸透していたことに驚きました。
そんな過去の記憶が人生の節目の時によみがえり、私の背中を押してくれたように思います。

入門した当初は東京の他の極真組織の道場に所属していました。
当時は基本だけで息が上がり、組手ではあまりの痛みに悶絶し、稽古翌日の朝は痛みに耐えながら起床することもよくありました。

でも稽古の帰り道は何とも言えない充実感と爽快感があり、ますます空手にのめりこんでいきました。
その後滋賀に転勤となり、すぐに極真の道場を探し、滋賀中央支部とのご縁ができました。

遠江大先生は、型をはじめ一つ一つの基本の動きとその意味をとても丁寧に教えてくださり、武道の奥深さを感じさせてくれます。
また、体が大きくなくても強くなれることを体現されているので、精神的な面においても多くのことを学んでいます。

その後転勤に伴い、京都南支部の村山努先生にもお世話になりました。
日本代表の先生に直接空手をご指導いただいたことは大きな財産でした。
村山先生が出場するため初めて会場で見た第10回世界大会は大変感動的で、もっと空手を続けたいと強く思いました。

その後再び滋賀中央支部に戻り茶帯に昇級、そして今回黒帯をいただきました。
でもまだまだ自分は黒帯の器に達していないと自覚しています。
今後も精進いたします。

今回10人組手の相手をしてくださった滋賀東部道場の皆さま、出稽古の際にお世話になりました岐阜道場の福嶌優樹先生と道場生の皆さま、そしてこれまで私を鍛え、ここまで導いてくださった先輩方、一緒に汗を流したすべての方々にお礼を申し上げます。

※滋賀中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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