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埼玉武蔵支部 山崎麻由 初段昇段レポート(2020年3月1日)

2020.03.31
昇段レポート

此度は昇段のお許しを頂き誠にありがとうございます。
当時小学1年生の息子に少し遅れて埼玉武蔵支部に入門、今年で早10年目を迎えました。

身体が大きいだけで、運動神経が良いわけでもなく試合に出ては勝てない私を見て、悪気なく「子供の付き合いで空手をやってるからムキになる事はないんじゃない?」と言われたこともありました。
こんなおばさんが空手にしがみついても子供達も恥ずかしいんじゃないか、もう年齢的にも辞めた方がいいんじゃないか、そう悩んだ時が1度だけありました。

そんな時、ある試合で他支部の先輩から声をかけられました。
まるで自分の気持ちを知っているかのようにお話しして下さり、最後に「空手は絶対辞めたらダメだよ!」と言ってくださいました。

その明るく力強い一言で、グズグズ空手を辞める理由探しをしていたのが恥ずかしくなり、今一度自分の気持ちと向き合い「子供達は関係無い、自分が空手が大好きで強くなりたい」そう思っている事に気が付きました。
それから稽古回数はどんどん増えていき、師範や先生方の御指導の元、大きな大会でも優勝する事が出来るようになりました。

その後、怪我をし手術からリハビリと空手から離れた期間もありましたが、空手に戻る事だけを考え、以降も辞める事は頭の隅にすら1度も浮かぶ事は無くなりました。
そして師範から頂いたJKO昇段審査のお話し。
覚悟はしてみたものの、やればやる程 今までやってきた稽古は「つもり」だったのだと痛感、1から全てをやり直す気持ちで1年準備をしました。

審査当日は想像を上回る辛さ、息も絶え絶えとはこの事かという程で自分の未熟さを改めて思い知りましたが応援に駆けつけて下さった、真美先生、梨佳先生、稽古仲間に息子。
心折れそうな中、皆様の言葉や視線に背中を押され諦めず無事に昇段する事が出来ました。
最後に空手を通して携わって下さった全ての皆様に心より感謝を申し上げます。押忍

※埼玉武蔵支部情報はこちらよりご確認下さい。


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