この度は昇段審査の機会を与えていただき、ありがとうございました。
私は小学校2年生の春に、新聞の折り込みチラシを見て体験会に参加しました。
今まで、友達を叩いたり、蹴ったりしてはいけない事だと教えられてきたため、「先生のお腹を強くパンチしてごらん」と言われても、全くできなかったことを覚えています。
すぐに入門を決め、週に1回の稽古から、徐々に他の道場にも通うようになり、新しいことを習い、できることが増えていくことが喜びでした。
それは両親の喜びでもあったと思います。
小学4年生の時に、群馬県大会で初めて準優勝のトロフィーをいただくことができました。
当時のビデオは家族で何回も見たほど、とても嬉しかったです。
空手を始めて今年の春でちょうど10年となりました。
古川師範には、空手の技術的なことだけでなく、ひとりの人間として成長できるいろいろなチャンスを与えていただきました。
小さい時から全北陸大会の運営会議に参加することによって、古川師範や先生方・父兄の方々のご苦労を知ることができ、皆さんの支えがあって、自分たちが空手を出来ることを目の当たりにしてきました。
高校1年生から、全北陸大会での少年部演武の音楽や構成も任され、大きな舞台で披露させていただき、とても貴重な経験となっています。
高校では書道部に在籍し、書道部の部長と空手を両立させることにもご理解をいただき、静と動をバランスよく充実した毎日を過ごすことができています。
月に数回、小さな子やビジネスマンを対象にしたクラスの指導もさせていただくことにより、自分自身にとっても学ぶことがとても多くなりました。
空手の指導はとても厳しい師範ですが、いつも良いタイミングで次のステップアップのための課題を与えてくださるように思います。
これからも、新極真会の黒帯を締める者として恥じなきように練習に励みます。
最後になりますが、古川師範をはじめ先生方、いつも一緒に練習をしている道場生の皆さん、応援してくださった方々、そしていつもそばで支えてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
※新潟支部の情報はこちらよりご確認下さい。