押忍、この度は参段への昇段審査の受審及び参段昇段のお許しを頂き誠にありがとうございました。
弐段昇段から早14年が過ぎ、その間は仕事と各道場の責任者としての指導と多忙な日々を過ごして来ました。
参段への昇段は自分には夢のまた夢の事と思いながらも頭の片隅に入れて指導や自分自身の稽古に励んで来ました。
今回の参段への昇段のきっかけになったのが、同じ宮城支部の山田雄二先輩の四段への昇段をかけたJKO昇段審査会の受審でした。
先輩も多忙な仕事の中、しっかりと泉道場の指導に加え自身の稽古も積まれての受審で見事に四段へ昇段されました。
その姿を見て私も背中を押されて、今回の参段への昇段審査を受ける決心がつき、金田先生にも受審を許されて昇段審査に挑む事が出来ました。
受審を決めてからは、六郷道場での指導前や指導後を自身の稽古とし型(安三・平安その一~五・平安その一の裏~五の裏・観空・五十四歩・征遠鎮)や組手の稽古を続けました。
審査会は毎回参加はしていますが、自身が受審するのは14年ぶりとあり、また指導している各道場生や保護者の皆様が応援に駆けつけてくれた事もあり、かなり緊張して審査にのぞみました。
審査の内容は、自身がいつも生徒達に指導している事を自身に投げかけながらやりましたが、納得がいくものではありませんでした。
ですが今自身が持っている物は全部出し切れたと思います。
今回受審してみて改めて気付かされた事を忘れずに、日々稽古に精進し自身の理想とする姿に1歩でも近づけるよう邁進して行きたいです。
今回の受審では金田先生をはじめ、きっかけをくださった山田先輩、審査会での10人組手の相手をしてくださった先輩や後輩の皆様、組手の稽古に付き合ってくれた六郷道場の後輩の貴や美穂、泉道場の後輩の海や息子の空哉、また審査会当日に応援に来てくれた家族や六郷・女川・八幡・愛子道場の道場生や保護者の皆様。最後の10人組手では皆様の熱い声援がなければ最後までやり切る事は出来なかったと思います。心より感謝致します。
この度は誠にありがとうございました。押忍
※宮城支部の情報はこちらよりご確認下さい。