この度は、昇段審査の機会をいただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございます。
私が空手を始めたのは3歳、幼稚園の時でした。きっかけは、精神の鍛錬と人の痛みがわかる子になって欲しいという両親の思いで、道場に体験に行ったことです。
それから今日まで毎週稽古に通い、たくさんの先生方から指導していただき、ひたすら稽古に打ち込んでいます。
錬成大会に出場するようになって、どうしたら勝つことができるか分からず、負けては泣いている時期もありました。
勝つために得意な蹴りをひたすら磨き、徐々に試合に勝てるようになり、入賞した時はとても嬉しかったです。
そして、山本師範に声をかけていただき選手稽古に参加するようになりました。
今までの稽古とは違い、たくさんの強い選手達と緊張感漂う空気の中、練習することが出来ました。
そこで親身になって指導して下さる山本師範や先輩方から、組手の厳しさや型の大切さ、奥深さを学び、たくさんの試合で優勝するという新たな目標を持つ事ができました。
昇段審査当日は、緊張や不安な気持ちでいっぱいでした。
今まで稽古してきた事をすべて出し切るぞと、不安に負けない強い気持ちで挑みました。
10人組手は今までで一番苦しくて過酷な時間でした。
最後は長年一緒に稽古を頑張ってきた弟との組手でした。
組手中、空手を教えてくださった先生方、先輩方、一緒に頑張って来た仲間達、いつも寄り添ってくれた家族の顔が頭に浮かびました。
気力を奮い立たせ、10人組手も全力で悔いなくやりきることができました。
最後になりましたが、指導してくださった山本師範、清水先生、応援してくださった先輩方、一緒に練習してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
これからは黒帯として恥じないように頑張っていきたいと思います。押忍
※愛知中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。