この度は、昇段の許可をお許し頂きありがとうございました。
私は2歳から空手をしていて今年で15年目、ずっと空手一筋です。
空手をしたいと思ったのは、姉が試合をしている姿を見たのがきっかけでした。
普段は優しいけど空手をする姉たちは厳しく、かっこいい存在でした。
空手をしたいという思いはどんどん強くなり入門するまでにそんなに時間はかかりませんでした。
中学3年生の時に他流派から新極真会に移籍したことがきっかけで空手に取り組む姿勢が変わりました。
最初は、前の道場と多々違うことがあって型や移動稽古には苦労しましたが、今は少しずつ体の使い方がわかってきました。
高校生になり初めて一般の部で出場した大会が第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会(軽量級)でした。
選手のレベルが高くて私は緊張してしまい、自分の組手ができなくて1回戦敗退という不甲斐ない結果で終わってしまいました。
いつも応援してくださっている楠師範や先輩方、道場生の仲間に申し訳なかったです。この大会で1回戦負けをしたことで、来年は絶対に上位を目指すぞと決心しました。
昨年の第9回全日本フルコンタクト空手道選手権大会において、中量級の部で準優勝をはたし、無差別の第56回全日本空手道選手権大会でもベスト8に入ることができました。
まだまだ課題も多く優勝には届きませんでしたが、今年の第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会の日本代表に選んでいただきました。
絶対優勝して師範や先輩方、応援してくださる皆さんが喜んでいただけるよう、結果で恩返しができるよう大会の日まで日々精進します。
今回、昇段審査の10人組手では尊敬している先輩方や姉に相手をしていただき、沢山の応援とアドバイスをいただいたことが本当に嬉しかったです。
まだまだ足りないところが多いですが、先輩方のように後輩から憧れられる先輩と思ってもらえるようこれからも精進してまいります。
「極真空手は初段を取ってやっと1人前」といつも師範が言われます。
これからは選手としてだけでなく、内面も強くなるにつれて誰にでも優しい心を持ち続けたいと思います。
どんなに辛いことがあっても乗り越えられる心を、空手を通して身につけて行きたいと思います。
新極真会に入門して、沢山の優しい方々に出会えました。
日頃から感謝を忘れずに小さい頃からの夢でもある世界チャンピオンになれるよう、今後も努力精進してまいりますので応援のほど、よろしくお願いいたします。
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