この度は、昇段審査受審の機会をいただき誠にありがとうございました。
月日が過ぎるのも早く2022年初春に新極真会を退会した前支部長、鳴海沖人師範より引継ぎ、同年8月1日から総本部直営道場の青森道場として現師の小井泰三師範のもと責任者として再出発することになり、
また昨年5月には独立道場に昇格し青森工藤道場の道場長となり小学生中心に青森県内4つの道場で指導する毎日。
前回昇段をいただいた後、小井師範から「ここが出発点ですよ。ここで止まることなく指導する生徒につぎの上のレベルアップを目指して頑張る姿を見せないと。」「次の昇段審査に最短で受審できるように頑張りましょう」と声を掛けていただきました。
次の昇段審査の受審許可をもういただいた?そう思い、頑張る気持ちを胸にその日より決意を新たにした次第です。
今回も諸先輩方の助言をいただきながら指導の合間での自主稽古になる。まずは審査の課題の型から始め基本と移動稽古の見直し。中高生以上の指導時は一緒に確認できる時間なので少しずつですが見直しができたと思います。また、昨年度の昇段審査会に見学に行き、動画を撮影してそれを参考にして自主稽古してきましたが、追込みの時期にきて今年度の青森県は観測史上最高の積雪になり朝から多いときで1日3回~5回の雪かき。そして稽古に入る前に疲れてしまい気持ちが切れてしまう不始末。
一番の悩みの基礎体力と組手までなかなか思うようにできてませんでしたが、それでも数少ないシニアの道場生に応援してもらい時間の許す限り稽古し審査にのぞみました。
審査当日は、緊張のなかでも一番に勇気をもらった1週間前に行った青森地区の昇級審査会で見せてくれた道場生のがんばり、そして応援に駆けつけてくれました諸先輩方、また1月には現師の小井師範から「昇段審査会はがんばって!」と励ましもあり、基本・移動・型そして基礎体力と余裕のない心のなか二次審査までなんとかこぎ着けました。また二次審査の十人組手ではあと3人のところで緑健児代表の前になり緑代表から「このまま最後までやり遂げましょう!気持ちを切らず声を出していきましょう!」とお声をいただき、何とか最後までやりきることができ昇段の許可もいただくことができました。
誠に心から感謝しております。
最後になりますが、今後も驕ることなく、より一層空手道に精進してまいります。
まだまだ未熟で若輩者ではありますが、今回の教わった事を指導に取り入れてまいりますので引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
押忍。