【責任】
この度、JKO昇段審査会にて参段を允可いただきました。受審をお許しくださった南里師範、審査会を開催してくださった小井事務局長をはじめ本部の皆様、審査くださった緑代表はじめ師範の皆様、そして前日稽古から懇切丁寧にご指導くださった外舘師範に、心より感謝申し上げます。
今回の審査は二度目の挑戦でした。前回は一次審査を通過したものの、二次審査の十人組手で肋骨を痛め、動きが止まってしまい、なんとか完遂したものの結果は不合格。
全受審者の中で唯一の不合格という結果に、悔しさと情けなさで拳が震えたことを覚えています。審査後、緑代表から「来年必ず受審するように」とのお言葉をいただき、それからの一年間、自分の甘さと弱さに向き合い、準備を重ねてきました。
そして2025年3月2日、再び臨んだ二度目の審査。一次審査の発表では名前が呼ばれず、目の前が真っ暗になりましたが、最後に「グレーゾーンで合格」として名前を呼んでいただくことができました。
続く二次審査の十人組手では、緑代表から「グレーゾーンはここで見せないと不合格」との言葉を受け、気迫と目力、積極性を意識して臨みました。何度も気持ちが折れそうになりながらも、なんとか完遂することができました。
最終合格発表で自分の名前が呼ばれた瞬間、今度は安堵と喜びで握った拳が震えました。
この合格は、いつも温かく見守ってくださる南里師範、加藤先生、指導をサポートしてくれる道場生の皆、支部内外の仲間、共に審査を受けた皆さん、そして家族の支えのお陰です。心から感謝申し上げます。
合格はしたものの、今回の受審を通じて、自分の甘さや足りない部分に改めて気づかされました。
今、胸にあるのは「責任」という言葉です。新極真会の参段として、今後どうあるべきかを日々問いながら、武を磨き、指導する道場、東京東支部および新極真会の発展に、微力ながらも尽力していきたいと思います。
押忍
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