MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 新極真会和歌山支部 岡田英士 参段昇段レポート(2025年6月8日)

新極真会和歌山支部 岡田英士 参段昇段レポート(2025年6月8日)

2025.09.19
昇段レポート

この度は、参段への昇段という貴重な機会を頂き心より感謝申し上げます。
また、黒岡師範をはじめ、審査当日まで多大なるご支援と励ましをくださった和歌山支部の道場生の皆様やご父兄様、そして変わらず応援し続けてくれる家族に心より御礼申し上げます。

小学1年生より空手を始めてから、22年が過ぎました。
昇段の際に抱いていた「続けることの大切さ」、その想いは、今もなお私の稽古の核となっています。

幼い頃は、アレルギー体質のせいなのか、人より成長がかなり遅く、体格やアレルギー体質への不安な気持ちで毎日を過ごしていました。

また体調が優れないことが多い私は、他の道場生のように最後まで稽古を続けることが出来ない上、道場を休んでしまうことも多く、いつも「自分は空手には向いていないのではないか?」と考える日々を過ごしていました。  

高校2年生の時、1年間で20cmも身長が伸びたことで、今では体格への不安は払拭できたのですが、一番不安だったアレルギー体質は今もなお改善されず、日々体質改善への闘いを強いられています。

本来なら運動ができる体質ではなく、生まれてすぐに無菌室に入り、一生をその部屋で過ごさなければならないほどの数値だとお医者さまからは言われています。

そのせいなのか、季節などにより少し稽古をするだけでも、病院に通わなければならないほど体調が悪くなってしまうという時もあります。

しかし、「継続は力なり」という黒岡師範・髙橋師範のお言葉を胸に、自分にできることをコツコツと続けてきたことが、今こうして参段という新たな節目を迎えさせてくれました。

私がここまでこられたのは、今まで支えて下さった皆さまのお陰です。
感謝しかありません。
本当に有難うございます。

私は参段という段位は、「支える力」「導く責任」をさらに求められる立場だと感じています。
これまで自分が先輩方から受けてきた数々のご指導や励ましを、今度は後輩たちへと丁寧に還元できるように、また自分自身がアレルギー体質で苦労しているからこそ一緒に考え励まし合っていける人になれるように、そして稽古においても人としての在り方においても、より高みを目指していきたいと考えています。

今後も黒岡師範のご指導のもと、兄と共に稽古に励み、和歌山支部の発展、そして新極真会のさらなる飛躍の一助となれるよう、微力ながら尽力していきたいと思います。

最後になりますが、日頃よりご指導いただく黒岡師範、分支部長の皆様、諸先輩方、日々共に汗を流す道場生の仲間たち、そして今回の審査に応援に駆けつけて下さいました道場生の皆様、常に温かく見守って下さるご父兄の皆様・家族に心より御礼申し上げます。

「継続は力なり」この言葉を改めて胸に刻み、初心を忘れず、より一層の精進をしていきたいと思います。押忍

※和歌山支部情報はこちらよりご確認下さい。


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ