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新極真会栃木支部 山口真司 参段昇段レポート(2025年9月7日)

2026.01.30
昇段レポート

この度は、参段に昇段をお許し頂きまして有難う御座います。
改めて極真空手の、そして小林師範が栃木に広めて下さった偉大さを感じずにはいられません。

入門は中学3年。
先輩方の激しい道場組手に、私の目は釘付けでした。
バチンッ!と拳が肉体を突き、ドンッ!と脛がめり込む。
サンドバッグをバッチンバチン!!こだまする気合い。
吐息。
初めて見る鮮烈な光景であり、私の極真ロードが始まりました。

小林師範が示して下さる正確無比な基本稽古は美しく、正拳突きがビシィッ!!と、空を切りました。
小林師範には何度も指導して頂きました。

「サンドバッグに200本蹴れ」と言われた当時高校生だった私は、下段を200本蹴りました。
それを静かに見守る小林師範でしたが….終わって一言、「上段を蹴らなきゃだめだろう!」と。私は「押忍」しか言えません。

極真の世界では、先生から何事か命じられた際は”押忍”しかありません。
私はそれで良いと思います。
百回やれと言われれば「押忍」。
千回やれと言われれば「押忍」。
出来なくてもやれと言われれば「押忍」。
NOという選択肢がない素晴らしさ。
まずやってみろ、前に進めと。この押忍の精神こそが、質実剛健をもった精神を涵養してくれるのだと思います。

関東交流試合一般上級無差別級に、私は当時72㌔程で出場。
初戦の相手は現総本部光が丘道場師範代、吉野恵一郎先生でした。
試合中、小林師範から「前に出ろ山口ィ💢」の激が飛びます。
前に、出ろ…..。私の実家のカレンダーには偶然にもこう書かれていました。
ーー前進には力強さと素晴らしさがあるーー。
前に出る事。それは人生においても大切な教訓です。

小林師範の稽古は過酷で、朝から覚悟しました。
ですがその厳しさゆえに(限界を超えろ!)と思わせて下さるのです。
便利になり過ぎた現代日本において、完全に追い込んでくれる環境というのは大変貴重です。

地元栃木や近県の大会に運営員として携わる度に「もっと空手がやりたい、追求したい」という衝動にかられました。
実はいつも、どこか空手に対して中途半端な気持ちでいる自分を感じていたのです。どっぷり空手に浸かる事を避けているような。このままではいつか後悔するーー、と。

10人組手は無我夢中でしたが、皆様からの声援を一身に浴びて、感極まります。
昔の大先輩方の30人組手に比べたら、私の内容は恥ずかしいものです。
対戦相手、皆様の応援に感謝致します。

結果、審査内容は情けない不十分な内容でした。
参段には「自身の成長」というある種の我儘だけでなく、「後進の育成」、「人間性の向上」を、真摯に実践していくべきだと感じます。

審査して下さいました小林師範、先生方、会場におられました皆様、有難う御座いました。皆様の支えがあってこその結果です。

私には空手があって良かった。
空手のお陰で強く生きる事ができ、夢も見れた。
仲間にも会えた。
その昔、小林師範が演武をされました。
積み重ねられた氷柱を前に立ち、静かに一言「押忍」と十字を切られたその背中に、私は「極真」を見たのだと思います。
心技体。
微力ながら、新極真会の発展に尽力させて頂きます。押忍

※栃木支部情報はこちらよりご確認下さい。


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