この度は、昇段審査という大変貴重な機会をお与えいただき、また昇段のお許しを賜り誠にありがとうございました。
審査を執り行ってくださった南里師範、普段から熱心に指導してくださる倉知先生、当日見守ってくださった関先生、三好先輩、日頃より共に切磋琢磨し応援してくださった道場の皆さまに感謝申し上げます。
幼少期からダンスや音楽といった表現の世界を歩いてきた私にとって、武道に関わり、ましてや黒帯を締める日が来るなどとは全く想像もしていませんでした。
初めは、倉知先生が道場を開設し息子とその友人を指導するのを見学していました。
息子たちがあまりにふざけていたため、監視する意味で入門したのです。
そのため、当初は昇級への意欲も乏しく、二年間ほどは白帯のまま稽古を続けておりました。
転機となったのは、コロナ禍の前後で道場生が少しずつ増え始めたことでした。
自分より経験の浅い道場生が増えたことで昇級の意欲が芽生え、大会にも出場させていただくようになりました。
自分も道場運営の補助をさせていただく中、開設時三人だった道場生も、今では当時から考えられないほどの大所帯となり、深い感慨を覚えています。
たくさんの方との出会いと別れがあり、その経験から空手は素晴らしいと感じることは、本当にさまざまな年齢や職業、価値観を持った方々が「押忍の精神」のもと道場に集まり、普段の立場に縛られずお互いに敬意を払いながら稽古や試合をするという点です。
自分にとっては人間形成のための、本当に学びの多い場です。
これからも道場の皆さんと共に精進していく所存です。押忍