この度は、昇段審査を受審する機会をいただき、そして昇段のお許しをいただきまして、誠にありがとうございます。
私は2017年8月、子どもとともに新極真会に入門しました。入門した当初、ミット打ちや組手を経験する中で、「30秒という時間が、これほどまでに長いものなのか」と感じたことを今でもよく覚えています。
それから稽古を重ねる中で、空手は私にとって大きな生きがいとなり、人生に大きな目標を与えてくれるものとなりました。そのような空手に出会わせていただいた新極真会に心から感謝しています。
昨年、受験生だった息子と一つの約束をしました。
「私は空手で日本一になるために圧倒的な質と量の稽古をする。だから君も、志望校合格のために日本一勉強して、二人でそれぞれのてっぺんを取ろう」
お互いにそれぞれの目標に向かって努力することを誓いました。
厳しい稽古に心が折れそうになった時や、深夜まで勉強し疲れ果てている時には、お互いに声を掛け、励まし合いました。
決して楽な道のりではありませんでしたが、親子で支え合うことで、何とか努力を継続することができました。
その結果、息子は志望校に合格することができ、私自身もJFKOシニア大会、そしてドリームフェスティバルで優勝することができました。
親子で支え合い、励まし合いながら、それぞれの目標を達成することができたことは、私にとって一生忘れることのできない経験となりました。
そして今回、昇段のお許しまでいただき、私にとって本当に実りの多い一年となりました。
この結果は、決して自分一人の力で得られたものではありません。
渡邊師範代、亀山先生をはじめ、日頃よりご指導いただいている先生方、10人組手や厳しい稽古に付き合ってくださった道場生の皆様のおかげです。
心より感謝申し上げます。
また、これまで私の空手を理解し、支え続けてくれた家族にも心から感謝しています。
今回、黒帯を締めることになり、その重みと責任も強く感じています。
黒帯は稽古では一番前に立つ立場となります。
それは単に帯の色が変わるということではなく、稽古への姿勢や礼節、立ち振る舞いを含め、道場生の手本となる責任を担うことだと思っています。
言葉だけではなく、自らの姿勢と行動、そして背中で道場生を引っ張っていけるような空手家になれるよう、これまで以上に自分自身を律し、精進してまいります。
私には、まだまだ空手を通じて成し遂げたい目標がたくさんあります。
今回の昇段を一つの節目としながらも、決してゴールとは考えず、これからもさらに稽古に励んでまいります。
これからも生涯の修行を空手の道に通じ、極真の道を全うしてまいりたいと思います。
今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。