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遠田竜司「最終ゼッケンを背負う立場として、 優勝する責任がある」

2025.10.14
新極真会ニュース

―― 全日本大会を目前に控えた心境を聞かせてください。
「昨年の全日本大会や今年のJFKO国際大会では最後まで勝ち切ることができず、その悔しさを胸に毎日稽古に励んできました。大会当日には最高の状態に仕上げ、子どもの頃からの夢であり、目標でもある全日本大会優勝を成し遂げたいと思っています」

―― 前回大会は並み居る強豪を退け準優勝を飾りましたが、ご自身では満足のいく結果ではなかったと。
「はい。優勝以外はすべて負けだと思っています。準々決勝や準決勝では過去に負けてきた相手に勝つことができ、自分の成長を感じられました。でも決勝では弱い気持ちが出てしまい、優勝を逃しました。残ったのは悔しいという気持ちだけでした」

―― 今大会には前回王者の多田成慶選手が出場しませんが、どのように感じていますか。
「多田選手を目標に稽古をしてきたので不在は少し寂しいですが、今年は自分が最終ゼッケンを背負う立場として、優勝する責任があると思っています」

―― 全日本大会に向けて、具体的にはどのような稽古や準備をしてきましたか。
「スタミナ稽古や走り込みで、限界まで自分を追い込んできました。毎日の稽古や生活の中で心を整え、普段から弱い心を出さないことを意識しています。こうした取り組みが試合で活きてくると考えています」

―― 全九州大会では、男子フルコンタクト重量級で連覇を飾りました。
「全日本大会の前哨戦という位置づけで臨みました。反省点もありましたが、走り込みの成果が出て、延長戦でもスタミナ切れをせず闘えました。全日本に向けての手応えを得ることができました」

―― 昨年に続き、全日本大会は海外勢にも門戸が開かれ、多くの外国人選手が出場します。
「カザフスタン、ブラジル、AIN選手など強豪が揃いますが、相手に合わせず自分の組手を貫くことを意識しています。勝つためのアプローチを考えつつ、冷静に闘うことが大事だと思います」

―― 昨年から道場で指導にあたっていますが、その経験が選手として活かされることはありますか。
「人に教えることで、あらためて自分の組手や考え方を見直すことができます。道場生の小さな子どもたちが会場に応援に来てくれるので、恥ずかしい闘いは見せられません」

―― あらためて、全日本大会にかける強い思いが伝わってきます。
「最終的な夢である世界大会優勝に向け、この全日本大会は乗り越えなければならない大きな壁だと思っています。昨年、優勝を逃した悔しさを力に変え、進化した自分をお見せしたいと思います」

とおだ・りゅうじ
(東京江戸川支部)
2006年2月4日生まれ、19歳
千葉県出身。173㎝、97㎏
⃝第56回全日本大会準優勝
⃝第2回JFKO国際大会重量級3位
⃝第13回全世界大会7位

第57回全日本空手道選手権大会
【開催日】2025年10月18(土)、19(日) 両日 9時開場、10時試合開始
【会場】東京体育館(JR総武線千駄ケ谷駅、大江戸線国立競技場駅)

大会チケット・情報はこちら

第57回全日本空手道選手権大会はスポーツ振興基金助成事業です。


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