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2023年JKO昇段審査会

2023.02.27
新極真会ニュース

2023年2月26日、スポーツラボ芝浦において2023年JKO昇段審査会が開催された。新型コロナウイルス感染防止対策の規制緩和がスタンダードになりつつある中、今回も昨年までと同様に万全の新型コロナ感染対策を講じて実施された。


前回は「第7回世界ウエイト制大会日本代表選手団強化合宿」、「第16期ユース・ジャパン強化合宿」との併催となったが、今年は従来の形で行なわれ16名が昇段に挑戦した。



昇段審査会は例年通り、独特の緊張感の中で幕を開けた。外舘慎一師範の指揮の下、基本、移動、型、体力(拳立て50回、ジャンピングスクワット100回)、柔軟の一次審査を行ない、合格者はわずかばかりの休憩時間を挟んだ上で二次審査である連続組手に移行した。


組手は島本一二三参段、鳥原隆司初段を除く一次審査合格者は、新型コロナ感染防止対策として、昨年に続き受審者同士が拳を合わせる方式が採用された。その上でグループ分けも設けず、目の前の相手と1分間の組手を行ない、終了すると横に一列ずれる形で全員が同時に10人組手に挑むこととなった。

2019年以来の受審となった嘉堂卓也道場長は、ここでも一次審査に続いて持てる力を存分に発揮。重い突きで相手を押し込む場面をつくるなど、最後まで積極的に技を出し続け見事昇段を勝ち取った。その他では上池晃代参段、山口毅参段、辻健介初段らが二次審査でもペースダウンすることなく組手を完遂し、堂々の昇段をはたしている。


注目を集めた島本一二三は、大会出場時と変わらぬ華麗な組手で若手選手を迎え撃った。息つく暇もなく攻め込んでくる片岡柊斗、北嶋治将、澤井天心、後藤光乃介、遠田竜司に対し、島本は得意の左中段廻し蹴りなどでペースを譲らない。マスク着用という過酷な条件の中、最後までスタミナを切らすことなく10人組手を乗り切った。


第13回世界大会の日本代表である鳥原も、緑健児代表の激しい檄を受けながら最後まで多彩な攻めを繰り出した。心臓破りとも言える10人組手を乗り切った経験は、必ずや世界大会の舞台でも活かされることだろう。


今回の昇段審査の結果は以下の通り。

昇段者(新段位)
四段
嘉堂卓也(北海道函館道場)
上池晃代(香川中央支部)
山田雄二(宮城支部)
山口 毅(広島支部)
島本一二三(広島支部)

参段
松葉聡司(香川中央支部)
阪本泰貴(大阪東部支部)
窪田裕樹(東京江戸川道場)

弐段
辻 健介(徳島北東あわじ支部)
鳥原隆司(宮崎中央道場)
堤 啓吉(東京江戸川道場)
宇田大介(埼玉大宮西支部)
網谷和宣(大阪神戸湾岸支部)
山口有香(新潟支部)


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