2月11日、第7回世界ウエイト制大会女子中量級王者の冨村日花が一日鉄道警察隊長に就任した。
これは鉄道施設での痴漢・盗撮や自転車の盗難防止を呼びかける目的で行なわれたもので、警察と鉄道会社、現役女子高生である冨村らが協力して、横浜駅構内を行き交う人々に防犯をアピール。神奈川東横浜支部の道場生たちとともに痴漢・盗撮、特殊詐欺に警鐘を鳴らすチラシや、自転車の盗難を防止するためのワイヤーロックなどを配布した。
キャンペーンを終えた冨村は「こういう機会を設けていただいて、すごく光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。一生の心の傷になると思うので、痴漢とか盗撮をさせない環境をつくっていけたらと思っています。選手としては10月の世界大会に出場して優勝できるように、まずは5月のJFKO全日本大会で優勝して日本代表に選んでいただけるように稽古していきたいと思います」とコメント。防犯だけではなく、自身のフィールドである青少年大会、JFKO全日本大会、世界大会などもアピールした。