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新極真会とフルコンタクト空手の未来を担う新鋭が集結!2023ユース・ジャパン強化合宿・初日

2023.11.18
新極真会ニュース

11月17日~19日、18回目となるユース・ジャパン強化合宿が山梨県の富士緑の休暇村で開催されている。選手強化委員には第6・10回世界チャンピオンの塚本徳臣師範や第11・12回世界チャンピオンの島本雄二支部長らが名を連ね、第13回世界チャンピオンの入来建武をはじめ、渡辺優作、多田成慶など、そうそうたる面々がコーチとして参加。全国から356名が集ったユース選手は今回から組手の主将、型の主将に分けられ、組手は第13回世界大会7位の遠田竜司が男子主将、同世界チャンピオンの鈴木未紘が女子主将、型は第13回世界大会3位の中内功大が男子主将、同準優勝の山中咲和が女子主将を務めている。

結団式では緑健児代表があいさつを行ない、「10月に行なわれた第13回世界大会は日本が型・組手で男女ダブル優勝することができました。4年後、8年後は自分が王座を守るんだという気持ちを持ってこの合宿に臨んでほしいと思います」と語りかけた。続いて選手強化委員長の三好一男副代表が「空手の世界チャンピオンはたくさんいますが、真の世界チャンピオンは新極真会の世界チャンピオンだけです。みなさんには人柄も素晴らしいチャンピオンになってほしいと思います。手を抜かない、全力で立ち向かう。この姿勢でがんばってください」と檄を飛ばした。


その後は緑代表からユース・ジャパンのワッペンとTシャツが授与され、選手を代表して遠田、鈴木が決意を述べた。続いて遠田、鈴木、中内、山中にユース特別賞として楯が贈られた。

続いて登壇した選手強化副委員長の奥村幸一師範は「将来の日本代表をつくるのがこの合宿の目的なので、大きく考えればこれは日本代表合宿です」と熱く語りかけた。

入念なストレッチの後は基本稽古が行なわれ、ラストは「苦しいです。きついです。でも一本でも高く蹴る意識を持ってください」(緑代表)と、全員で上段廻し蹴り200本を蹴った。「基本、移動、型は組手につながるのでおろそかにしないように」と緑代表が入来武久師範を呼び込み、入来師範は「東京城南川崎支部はビッグミットのイメージが強いかもしれませんが、その前に基本、移動、型を全力で手を抜かずに丁寧にやって、強さの土台をつくっています」とコメント。入来師範は「空手の命は組手にあり。組手の命は基本にあり」「技は力の中にあり」という大山倍達総裁の言葉を紹介し、澤井天心、北嶋治将がモデルとなって全体で移動稽古を行なった。その後は基礎体力づくりとしてジャンピングプッシュアップ、前後に動くジャンピングスクワット、横跳びを行なった。







その後は小学生男子&女子、型、U19男女と高校生男子、中学生男子の4グループに分かれて稽古を行なった。休暇村体育館で行なわれた小学生男子&女子は、年齢別や体重別で組手を行なった。セミナールームで行なわれた型は、平安1~5と突きの型を号令、無号令で繰り返した。塚本師範、島本支部長、入来コーチが指導した武道場は、U19男女と高校生男子が組手を行なった。村営体育館で行われた中学生男子は、組手の他に多田のセミナーも行なわれ、さまざまなカギ突きのバリエーションを伝授した。











夕食の後は世界大会の優勝報告会が行なわれ、入来、鈴木、渡邊、田中が大会の感想を述べた。






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