日本格闘競技連盟(福田富昭会長)に加盟する空手団体(JKJOフルコンタクト委員会、全世界空手道連盟新極真会)が「空手のオリンピック種目化」を目指して設立準備をしている「全日本フルコンタクト空手道連盟(Japan Fullcontact Karate Organization)」の会員募集についてご案内させて頂きます。
本連盟は空手、特にフルコンタクト空手のオリンピック参加を目標として発起するものです。空手母国である日本の諸団体の皆さまの賛同を得て全日本フルコンタクト空手道連盟(国内法人)を組織していき、段階的に「全世界フルコンタクト空手道連盟(World Fullcontact Karate Organization)」(国際法人)を編成することを構想しています。この「まとまりの形」をもって、「フルコンタクト空手」という競技分野の国際スポーツ界における認知を今まで以上に高め、そして広めていこうと考えています。
空手の競技は、WKF(世界空手連盟)ルールとフルコンタクト(直接打撃制)ルールに大別されます。本連盟は、主にこのフルコンタクトルールに則って競技を行う諸団体で組織されるもので、空手のオリンピック種目化を目指すなかで、競技の安全面を最大限考慮した上でのフルコンタクトルールによる組手競技の実現を目指しています。また、空手のオリンピック種目化という目標の実現に向けては、様々な法人や団体との必要な連携や協力、または協議を積極的に行ってまいります。
本連盟の発起人は緑健児(新極真会代表)と渡辺正彦(JKJO)が務め、今春より両発起人が幹事となって有志による設立準備会議を定期的に催してきました。本連盟は、その設立趣旨に賛同して下さるフルコンタクト空手諸団体長を会員(正会員または準会員)として募り、その会員によって一般社団法人(公益社団法人)を形成するもので、会長には河村建夫衆議院議員、最高顧問には福田富昭日本オリンピック委員会副会長が就任する予定です。今後、今年12月末までに第一次正会員の募集(来年以降も随時募集を継続します)を行い、お申し込みをいただいた第一次会員の皆さまとともに来年2月に設立総会を開催して理事や監事などの役員選挙を行って活動の一歩を踏み出そうと考えています。
この度、本連盟の設立準備が整いましたので、正式にフルコンタクト空手諸団体の皆さまへのご案内を開始致しました。ぜひ、空手を志している子どもたちの未来のため、また空手道という素晴らしい日本の武道文化の一層の国際化のために、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
尚、本連盟に関するご質問がございましたら下記連絡先にご連絡をお願い申し上げます。
平成24年11月吉日
全日本フルコンタクト空手道連盟
設立準備委員会
<連絡先電話番号:03-3268-5671(高野)、045-914-7088(大野)>