2017年1月8日、大山倍達総裁が眠る護国寺において恒例の鏡開き稽古を行いました。
鏡開き稽古には支部長道場長、第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会日本代表選手、関東近辺の道場生が約200名集まり、盛大に開催されました。
稽古は恒例の本堂での護摩供養から始まり、新極真会の発展と道場生の健康、そして日本代表選手の世界ウエイト制大会での勝利を祈願しました。護摩供養の後、理事、日本代表選手団が大山総裁のお墓にお参りし組織の発展と世界ウエイト制大会での勝利を誓いました。
今年は雨模様となったため恒例の稽古は桂昌殿内において行われました。約200名の参加者によって会場は隙間がないほどに埋め尽くされ、稽古開始前から熱気と緊張に包まれました。稽古は例年通り緑代表の年頭挨拶と代表指揮による基本稽古から幕を開けました。200名の気合が響き、新年の門出にふさわしい、気迫のこもった稽古となりました。
奉納演武の型は第6、10回世界大会チャンピオンの塚本徳臣支部長が征遠鎮をおこないました。
奉納演武組手は第48回全日本大会のファイナリスト、入来建武選手と島本雄二選手が務めました。
最後に鏡開き稽古に参加した世界ウエイト制日本代表選手をひとりずつ紹介し、奥村幸一日本代表監督と昨年の全日本チャンピオン入来建武選手が大会での男女前階級制覇を誓いました。
稽古の後は総本部道場に移動し新年会をおこないました。小林功副代表の乾杯で幕を開けた新年会では新極真賞の表彰の他、選手や支部長の挨拶や紹介などが行われ最後は最後は三好一男副代表による10本締めで締めくくりました。
本年の新極真賞は世界大会や全日本大会で長年に渡ってすばらしい少年演武を実現させてきた南里宏支部長、世界大会や全日本大会またJFKO大会でドーピング委員長を務めてきた内藤隆富支部長に授与されました。
また鏡開き稽古に先駆けて午前に今年最初の理事会が開かれました。
本理事会において新たな道場長の承認がおこなわれました。
幼少の頃から緑代表の直弟子として長年修行し、全日本ウエイト制大会チャンピオン、世界大会日本代表として活躍した森健太選手が本日の理事会で独立道場の道場長に承認されました。今年の春から鹿児島県鹿児島市に道場を開設します!
昨年の北海道南支部高森支部長の退任を受け、本日の理事会において、柳原義文先生(苫小牧)、嘉堂卓也先生(函館)が直轄道場長に承認されました。