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【KCC】ケンドーコバヤシ氏が大会アンバサダーに就任 第1回空手Champion of Champions発表記者会見

2024.04.27
新極真会ニュース

4月26日、東京プリンスホテルで『令和6年能登半島地震復興支援チャリティー 第1回空手Champion of Champions』(以下、KCC)の発表記者会見が行なわれた。


空手 Champion of Champions
会見には緑健児代表や運営委員長を務める小井泰三事務局長、選ばれし4名の日本代表選手の他、アンバサダーに就任した吉本興業のケンドーコバヤシさんが出席。新たな歴史の幕開けにふさわしい豪華な布陣となった。会見の冒頭では、緑代表が多くの報道陣に向けてKCC開催の経緯をかみ砕いて説明した。

「今から5年前に第12回全世界大会を開催いたしました。素晴らしい選手がたくさんいる中で、この選手たちが活躍できる新たな舞台をつくることができないかと考えた末に、世界各地からチャンピオンを集めてチャンピオンの中のチャンピオンを決める大会をつくろうと決意しました。
この大会を開催する目的は二つあります。一つは海外の選手、日本の選手を大勢の人に知ってもらうこと。そして、この大会から空手のスター選手を輩出することを目的としています。もう一つは必死に努力を重ねている選手のために、プロ選手に負けないだけの賞金を少しでも多くお渡しできたらという思いからです。
大勢の子どもたちがKCCを見て、この大会に出たいなと思えるような夢のある大会を育てていきたいと思います。空手は武道の団体です。礼に始まり礼に終わる。対戦相手を尊敬し、試合が終われば友情を育むという素晴らしい精神を、今一度日本から世界に発信していきたいと思います。なお、KCCに関しましては、今後は2年に一回の開催を予定しています」

緑代表の熱いコメントに続いて、小井運営委員長が大会の概要を説明した。

「ルールは素手、素足による直接打撃制のフルコンタクトルールとなります。男女各8名。男子は初戦が3分、2分。準決勝以降が3分、2分、2分。体重判定、試割判定のないマスト判定。女子は本戦が2分となります。従来の世界大会ですと最大で8試合を闘わなければなりませんが、KCCは最大で3試合。世界トップのスーパーヘビー級の選手が、初戦からダメージの少ない状態でぶつかり合うことになります。
大会では世界大会優勝の入来建武や渡邊大士の型の演武なども行ないます。大会同日にはドリームフェスティバルも同時開催(東京体育館)され、約180階級のチャンピオンをKCCの会場に招待します。チャンピオンに囲まれた中でチャンピオンを決めようというのが大会の一つのコンセプトとなります。世界大会優勝の入来選手や準優勝のヴァレリー・ディミトロフ選手が引退を表明しましたので、今大会は次世代の日本のリーダー決定戦といった位置づけにもなると思います」

一通りの概要説明が終わると、KCCへの出場権を勝ち取った岡田侑己、渡辺優作、鈴木未紘、網川来夢が入場。大会に向けての決意と、マークする外国人選手の名前を公表した。

岡田侑己

「周囲の支えてくださった方々に最大の恩返しができる舞台を与えていただいたと思っています。日本代表選手として覚悟を持って挑みたいと思います。海外選手は圧倒的なパワーとスタミナを持っていますが、その中で意識するのは一撃必殺の突きを持っているエヴェンタス・グザウスカス選手と、どのような状況でも怒とうのラッシュを仕掛けることができるスタミナを持つマシエ・マズール選手です。今以上に稽古を積み、正々堂々スポーツマンシップにのっとって真っ向勝負できたらと思っています」

渡辺優作

「自分がこれまで空手を続けることができたのは緑代表や塚本徳臣師範のような、みなさんから憧れられるような空手家を見て、自分も同じように憧れたからこそ、ここまで続けることができました。大会当日は『見に来てよかった』と思えるような試合をして会場を盛り上げたいと思います。自分自身、KCCがとても楽しみなので、しっかり準備して挑みたいと思います。世界大会ではアントン・ジマレフ選手に負けてしまいましたが、そこからしっかり準備をしてきましたので、その成果をぶつけることができるのがとても楽しみです」

鈴木未紘

「第1回の大会ということもあり必ず日本が王座を獲らないといけないと思っています。覚悟と感謝の気持ちを持って必ず優勝できるようにがんばります。意識する外国人選手は、体重別の第7回世界ウエイト制大会重量級チャンピオンのブリジタ・グスタイタイテ選手です」

網川来夢

「過酷なトーナメントになると思いますが、昨年の世界大会でつかませていただいた権利ですので、このチャンスを逃さないよう残りの3ヵ月、死ぬ気で努力して必ず日本が王座を獲れるようにがんばりたいと思います。支えてくださるすべての方に結果で恩返しをして、未来の子どもたちに闘う姿で勇気を与えたいと思います。意識する外国人選手は、昨年の世界大会の準々決勝で闘わせていただいたブリジタ選手です。身長も高くパワーも強かったと、実際に闘った上で実感しました。次も勝てるようにしっかり研究して挑みたいと思います」

代表選手に続いては、大会アンバサダーに就任したケンドーコバヤシ氏が登場。憧れの存在だという緑代表とがっちり握手を交わした後に、大会に向けての決意を表明した。

「我々の世代にとって緑代表は憧れの世界チャンピオンであり、本当に尊敬する格闘家です。その方に指名していただいたということで、気を引き締めて全力で取り組もうと思っております。代表のお言葉をお借りしますが、死力達成の気持ちでがんばりたいと思います。押忍!」

コバヤシ氏は小学1年生から高校3年生まで空手を続け(黒帯取得)、他の格闘競技にも造詣が深いことで有名だ。これ以上ない適任者がアンバサダーとして加わることで、KCCに向けての機運がさらに高まることは確実だろう。

なお空手を始めたキッカケを問われたコバヤシ氏は「ある日、プロレス中継を見終えた父親が神妙な顔で『俺は年を取りすぎた。お前が(アブドーラ・ザ・)ブッチャーを倒せ』という命令を受け道場に通うことになりました」とコメント。場を一気に和ませつつ、「一本を取るような技は絵画を見ているかのような美しさがあります。ぜひ生で目を見開きながら見てほしいと思います」と、空手の魅力についても熱いコメントを残した。

賞金総額3,000万円、優勝賞金1,000万円をかけて、国内外から選ばれしチャンピオンクラスの選手が体重無差別のワンデイトーナメントで覇を競う今大会。未定となっている男子1名、女子2名は、5月25-26日にエディオンアリーナ大阪で開催される『第9回JFKO全日本大会』の結果を受けて正式発表される。

空手 Champion of Champions

『令和6年能登半島地震復興支援チャリティー 第1回空手Champion of Champions』
2024年7月21日(日)、東京・国立代々木競技場第二体育館(17時開場、18時試合開始)

出場選手(4月26日現在)
<男子>
岡田侑己(和歌山支部、第13回世界大会5位)
渡辺優作(世田谷・杉並支部、第13回世界大会8位)
アントン・ジマレフ(カザフスタン、第13回世界大会4位)
エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア、第7回世界ウエイト制大会重量級優勝)
マシエ・マズール(ポーランド、第12回世界大会準優勝)
マレック・ヴォルニー(ポーランド、全ヨーロッパ大会2023軽重量級優勝)
アンジェイ・キンザ―スキー(カザフスタン、カザフスタン大会2023優勝)

<女子>
鈴木未紘(厚木・赤羽支部、第13回世界大会優勝)
網川来夢(福岡支部、第13回世界大会準優勝)
ブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア、第7回世界ウエイト制大会重量級優勝)
イヴァンカ・ポポヴァ(ブルガリア、全ヨーロッパ大会2023軽重量級優勝)
ミリヤム・ビョークルンド(スウェーデン、第7回世界ウエイト制大会軽重量級3位)
アリーナ・オシペンコ(カザフスタン)、KWU世界ジュニア2022優勝

チケット
ロイヤル席(アリーナ指定席)前売50,000円(当日52,000円)
SRS席(アリーナ指定席)前売30,000円(当日32,000円)
SS席(アリーナ指定席)前売15,000円(当日17,000円)
S席(アリーナ指定席)前売10,000円(当日12,000円)
A席(2Fスタンド自由席)前売8,000円(当日10,000円)※小学生以下無料

・チケットぴあ(Pコード:859-449)
・ローソンチケット(Lコード:34238)
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・楽天チケット

お問い合わせ
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Tel.0570-00-3337(平日12:00~18:00)
※土日祝休業


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