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カラテドリームフェスティバル2023全国大会・最終日

2023.07.24
新極真会ニュース

7月22日~23日の2日間にわたり、聖地・東京体育館でカラテドリームフェスティバル2023全国大会が開催された。2008年の誕生から15年という節目を迎えた今大会には、全172部門に2651名(のべ3127名)がエントリー。大会最終日となった7月23日は、組手の幼年、小学生、中学生、高校生、学生、U-25の各全日本選手権が行なわれた。各年代ナンバーワンの座をかけた熱戦の模様をお届けする。

開会式に続き、最初の第4グループは幼年から小学3年生までの組手試合が行なわれた。

小学1年生男子重量級は、福岡支部の中山舷宝が安定した組手でトーナメントを駆け上がった。決勝戦では福田尚央を破り、昨年の幼年男子重量級に続き頂点に。見事に連覇を達成した。


小学1年生女子重量級は昨年、幼年女子重量級を制している厚木・赤羽支部の小原みつきが順当にファイナルに進出。長迫道場の池田千萌を合わせ一本(上段前蹴り2回)で下し連覇を達成した。小学2年生男子重量級は、極真拳武會の早坂鎧が安定した組手を披露。極真会館中村道場の工藤史海也を破り連覇を成し遂げた。


小学2年生女子軽量級は、徳島北東あわじ支部の横山結子が安定した組手で決勝戦に進出。決勝でも桜塾の冨田和花を振り切り、大会連覇を引き寄せた。


小学3年生男子中量級では、2020、2021、2022と3連覇をはたしている福岡支部の工藤丈誠が順当に勝ち上がり、決勝戦では沖縄支部の鬼頭宗佑と激突。互いに譲らぬ熱戦は本戦では決着がつかず、勝負は延長戦に。次第に工藤がペースをつかみ、延長5-0で無傷の大会4連覇を達成した。


13時からのハーフタイムでは、第13回世界大会の日本代表選手が登壇し、男女それぞれの主将を務める入来建武と鈴木未紘が「男女ともにダブル制覇します」と頂上決戦に向けての決意を口にした。


また第2部にはお笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹さん、あべこうじさんが登場。昨年発足した「吉本ふるさとアスリート」の成果を聞くために、石原凜々、鈴木未紘、村田哲成、宮田翔矢、宮田龍成、金井ひよりを壇上に呼び込んだ。


だが、あべさんが鈴木に問いかけたところ「この1年、仕事はまったく何もなかったです」と答えたため、新極真会の選手と佐田さんが3本勝負を行ない、佐田さんがギブアップすればふるさとアスリートのために「責任を持って仕事を取ってくる」ことが決定。必死の抵抗を見せた佐田さんだったが、村田のビッグミット打ち、石原の下段廻し蹴り、鈴木の正拳突きを食らい即ギブアップ。泣く泣く仕事を取ってくることを約束した。


第5グループは、小学4年生から小学6年生までの組手試合が行なわれた。小学5年生男子軽量級の決勝戦は、松本空也と佐藤朔による福岡支部同門対決に。両者ともに積極的に攻め合ったが、わずかに手数で上回った佐藤が昨年に続き軽量級の王者に輝いた。


小学5年生女子重量級は、2021年王者の髙橋希歩とドリーム2019、2020、2022を制している初鹿文美が激突。接戦となる中、初鹿が本戦3-0で髙橋を破り、4度目のドリーム制覇を成し遂げた。


第6グループは、中学生、高校生、学生男子、U25女子19歳以上25歳未満が行なわれた。中学2年生男子軽量級は、4連覇を目指す岩下尚親が横島玄武と決勝で対決。延長にもつれ込んだものの、岩下が合わせ一本を奪い大会4連覇を達成した。


中学2年生男子重量級では、大会5連覇がかかる村田哲成が力強い足技を駆使して順当に勝ち上がった。決勝戦では石黒晴葵を迎え撃ち、ここでも盤石の組手を披露。本戦5-0で見事に大会5連覇を達成した。中学2年生女子軽量級は、北斗會の田中杏が吉岡帆宙姫との同門対決を制し優勝。昨年に続きドリーム王者に輝いた。


中学3年生男子中量級は、絶対王者とも言える和田凜太郎が今年も圧巻の組手で決勝戦に進出。梅本泰成も食い下がったが牙城を崩すまでには至らず、和田が大会6連覇を達成した。


中学3年生男子軽重量級は、東京首都西支部の山中琥太郎が決勝戦で福岡支部の古賀仁汰に合わせ一本で勝利。2大会連続で頂点に立った。


高校生男子軽中量級は、桜塾の岡田凌平が練馬支部の田原晋を振り切り優勝。力強い組手で3連覇を引き寄せた。


高校生男子軽重量級の決勝戦は、前年の中量級王者・北嶋治将と軽重量級王者・後藤馨基の顔合せに。ヒザ蹴りなどをうまく織り交ぜた北嶋が本戦5-0で勝負を決め、大会連覇を成し遂げた。


高校生男子重量級は、世界大会日本代表の遠田竜司が格の違いを見せつけるように、圧倒的な組手でトーナメントを駆け抜けた。決勝戦では須藤泰冴の粘りにあったものの、上段廻し蹴りで技有りを奪い本戦5-0で勝利。世界大会に弾みをつける大会連覇となった。また高校生女子軽量級も、岩口紗藍が澤井ナノを破り大会連覇を達成した。


学生男子軽量級は、大阪北支部の川北海斗が躍進。田中将太の足の負傷があったとはいえ、粒ぞろいの階級で堂々の優勝を飾ってみせた。


学生男子中量級は、全中部大会を制したばかりの畠中春真が盤石の組手で碓井陸斗に勝利。日本代表入りは逃したものの、4年後に向け力強い歩みを見せ続けている。


学生男子重量級決勝戦は、中島健心と古矢聖人の顔合せに。手数で上回った中島が本戦4-0で優勝を勝ち取った。


U25女子19歳以上25歳未満軽量級は、第7回世界ウエイト制大会で中量級3位に輝いた井上ほの花が決勝に進出。急成長を見せる仁科つむぎの猛追を凌ぎ切り、最後は逆に押し込む形で勝利をもぎ取った。


U25女子19歳以上25歳未満重量級決勝は、第7回世界ウエイト制大会の女子重量級日本代表である鈴木愛心が昨年に続き決勝戦に進出。桜塾の小林由依菜を振り切り、見事にドリーム優勝を引き寄せた。

カラテドリームフェスティバル2023はスポーツ振興くじ助成を受けて行われています。


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