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日々の道場稽古を根底にして、個が愛情を持って人の輪をつなげていく

2014.10.03
代表メッセージ

 8月下旬からの1ヶ月間は世界的に国際大会が目白押しで、充実した日々を過ごしてまいりました。まずはカラテドリームカップ2014国際大会(8/23-24、於日本)、次にマス大山メモリアルカップ(9/6、於ハンガリー)、最後にアジアオープン(9/20、於マレーシア)。どの大会も思い出深いものとなりました。
各大会を通して、出場選手が各試合に向けて積み重ねてきた努力と、その成果として究極に高められた心技体をもった選手同士の熱い戦い、そして各地域社会と連携して大会を準備してきた主催者の皆さまのご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。ドリームカップには世界14カ国から1,626名の選手と29団体(型)が集結し、幼年から壮年まで全69階級に分かれて覇を競う、本年のフルコンタクト空手界では世界最大規模に成長しました。

マス大山メモリアルカップは大山総裁没後20周年を記念するもので、芦原会館やJKJOといった極真以外の団体も交えた世界各地の強豪選手が一堂に会する、ワールドカップさながらの豪華なものとなりました。この大会期間中にはメモリアル稽古も催され、大山総裁の在りし日を思い起こしながら、関係者一同で全身全霊を込めて基本稽古を行いました。天国の大山総裁にも私たちの気合が届いたことと思います。この記念すべき本大会の主催者であるヨージェフ・カーローツィ国代表やヤノシュ・ジュガ実行委員長の多大なる功績には心から感謝を申し上げます。

 アジアオープンは、アジア地区の発展を象徴するようなエネルギッシュな大会でした。近年、JB・スジョト地区理事のご尽力により、東南アジア地区の加盟国は著しく増加しておりますが、今大会にはそうした地区の勢いが表れていました。何より支部長方がWKOを最高の団体にしようとする情熱を強く感じました。競技レベルもカザフスタンが牽引役となって全体のレベルを引き上げています。こうした発展的な地区情勢を反映して、大会自体も充実した運営がなされていました。主催者のキン・ミン・チャン支部長のご尽力に心から敬意を表します。さらなるアジア地区の発展に期待しています。

 新極真会は世界各地で日々行っている道場稽古を根底にして、その鍛錬の成果を競い合う場として、また、私たちの活動を広く社会の皆さまに知っていただく場として各種選手権大会を開催しています。こうした地道な活動を通して社会貢献や青少年健全育成、そして国際交流を私たちの使命と認識し、微力ながら世界の平和に寄与していきたいと強く望んでいます。人が人に感謝をし、人の命の尊さを深く認識する。世界に一人しかいない個が愛情を持って人の輪をつなげていく。今、世界各地の凄惨な地域紛争の様子がメディアを通じて配信されております。私たちは、大山総裁が遺されたフルコンタクト空手の世界的振興を通じて、武道の心を極め、世界の平和に貢献していく決意を新たにしていきたいと思います。

新極真会代表 緑健児


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