MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
代表メッセージ
ホーム > ニュース > ニュース > 代表メッセージ > 国際的なフルコンタクト空手界のまとまりを感じる

国際的なフルコンタクト空手界のまとまりを感じる

2015.05.18
代表メッセージ

 4月26日は極真空手創始者の大山倍達総裁の21年目のご命日でした。この日、早朝より総裁が眠る護国寺に出向き、墓碑を掃除してきれいなお花をお供えして参りました。真っ青な晴天の下、清々しい気持ちで静かに手を合わせ、総裁が創始された極真空手によって世界中の友人たちとつながっていられることに深い感謝をお伝えしてまいりました。これからも総裁への感謝の念を胸に抱き、世界中の皆さんと力を合わせて日々精進していきたいと思います。
 4月は海外支部を積極的に訪問致しました。中旬には毎年恒例の全ヨーロッパ大会を視察しました。主催国であるポーランド支部のレミギュシュ・カラピンスキー国代表の指導のもと、大変プロフェッショナルに運営を取り仕切られたマリウシュ・マズール支部長をはじめ、関係各位が一致団結して素晴らしい大会が開催されました。また、戦った選手たちの競技力は予想通りに非常に高く、新しい選手も台頭するなど、今秋の世界大会での大活躍を期待させてくれました。この後、月末に極真世界連合(KWU)のユーリ・トルトネフ共同議長との会談のためにモスクワを訪問した際に、ロシア支部のユーリ・シャバノフ国代表や支部長の皆さんと有意義な時間を過ごすことができました。ユーリ・トルトネフ共同議長との会談では、未来志向の協力関係を共に構築することを確認しました。国際的なフルコンタクト空手界のまとまりを感じながら、アジア地区理事であるスジョト地区理事の待つインドネシアに向かい、インドネシア大会を視察して参りました。近年、アジア地区の組織力が強化されている影響は、選手の競技レベルの著しい向上として表れてきました。ヨーロッパと同様に、世界大会での活躍を大いに期待しています。

今回の海外歴訪では各所で大変心温まるおもてなしを受け、心から深い感謝を申し上げます。限られた時間ではありましたが、多くの方々と対話をし、笑顔を交わしました。支部長の皆さんとも大変有意義な会議も多数行いました。私たちの未来は私たちがつくる。そんな心意気を強く感じました。これからも、私たちの手で、WKOをより素晴らしいものにしていきましょう。

日本ではいよいよ第11回世界大会の準備が本格化しています。この世界大会は、武道空手の祭典として非常に格式の高いものにしていく必要があります。オリンピックに象徴される空手のスポーツ的側面と対をなす、武道的側面の究極のステージがこの世界大会です。フルコンタクト空手競技の国際連盟化という世界企画を推進するなかで、私たち新極真会の独自性や存在力を一段と高めるために一層の尽力をしなければなりません。現在、世界各地で熾烈な選抜戦が繰り拡げられていますが、選手の皆さんには世界最強最大の新極真会の体現者として、誇りを持って戦いに挑んで頂きたい。どうか、世界大会には世界中の強豪たちが集結し、武道空手の究極の戦いを見せてくれることを期待しています。押忍

新極真会
代表 緑健児


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ