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国境を越えて繋がる極真ファミリー

2013.11.02
代表メッセージ

 第45回全日本大会が関係各位の協力を得て、大成功裡に終えることが出来ました。入賞した選手はいずれも若く男女平均で21歳です。最強の武道空手を目指す新世代の担い手として非常に頼もしい強豪が揃いました。強さを追求する新極真会の神髄が世代を超えて脈々と受け継がれていることはとても喜ばしい限りです。

この全日本大会では、カザフスタンから出場したヴラディミール・アルチュシン選手が試合中に右足骨折という重傷を負いました。激しい痛みに立てず、動けず。会場から即座に救急病院に搬送されましたが、異国の試合中で起きたアクシデントにとても不安だったでしょう。周囲も大変心配しましたが、何より本人が激しい痛みに耐え、心細い時間を過ごしたことと思います。こういう時こそ、日本の新極真ファミリーが全員一丸となって彼のサポートにあたります。先日、彼が無事に自国に戻って手術を受けたとの連絡をいただき大変安堵しました。やはり、Kyokushin, One Big Familyです。国境を越えて、言葉を越えて、宗教を越えて、世代を超えて。いつでもどこでも、みなさんの側には必ず極真ファミリーがいますので安心してください。この素晴らしい仲間の輪を広げていきましょう。

 世界各地では様々な大会が盛んに開催されています。大会は、私たちの活動を広く国際社会の方々に知っていただく場として重要な役割を担っており、その開催に際しては実にたくさんの方々が携わっています。役員や審判、選手にコーチ。協賛者やメディア、それにスタッフ。何より各地域から観戦にお越しいただくファンの皆さん。このように実に多くの方々をつないでいるのは、支部長の皆さんの日頃の努力に他なりません。世界各地で根を張り、ポスターやチラシを配って会員を募る。日々の稽古を指導して生徒を育て、地域社会への広報をして支援者を募って極真精神という心の文化を普及してくれています。世界中からの地道な活動報告を受けるたびに、支部長の皆さんの頑張っている顔が目に浮かび、その尽力に深い尊敬の念がこみ上げてきます。大山総裁がご逝去し、組織が混迷に陥った時にも、世界中の支部長が一致団結して困苦を共に乗り越えてきました。その支部長も今では約270名になりました。私自身、喜びや悲しみ、そして苦しみを共にしてきた支部長の皆さんの経済的負担の軽減に努めて「WKOに在籍して良かったな」と喜んでいただけるような組織づくりに向けて一層の努力をしようと考えていますし、皆さんにも引き続きのご協力を心底よりお願い申し上げます。新極真会を、私たちの手で素晴らしいものにしていきましょう。

新極真会代表 
緑健児


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