いつも武道空手の普及にご尽力いただき有り難うございます。
今回、今年最初のご挨拶です。皆さんと充実した一年を過ごして参りましょう。こちら日本では寒い冬の真っ只中。お隣、韓国の平昌で開催されている冬季オリンピックの様子が連日メディアを通じて目に飛び込んできます。出場している選手たちの熱い戦いに心からのエールを送ります。選手たちから勇気や力を感じながらも、過ぎ行く寒い毎日に春を待ち遠しく感じてしまいます。皆さんは世界各地の今をいかがお過ごしでしょうか。
先月、今年最初の海外出張としてグアム(クリス・バイオチノ支部長)を訪問し、現地の皆さんと稽古で汗を流し、心地よい風土や美味しい食事を堪能し、夢を語り合いながら楽しい時間を過ごしました。グアム支部は家族会員が多く、元気な子供たちの気合いと笑顔がとても印象深い。そして絆を大切にする。温かいおもてなしをして下さったクリス支部長をはじめ、支部の皆さんに心から感謝を申しあげます。有り難うございます。
さて、新極真会では来月4日に年次行事のWKO昇段審査会を東京で開催し、ロシアやヨーロッパ、日本を中心に50名を越える受審者を迎えます。それぞれが生涯修行の一里塚で、これまでの修行がどうであったか、これからどこへ向かい行くべきか、客観的に自分自身を俯瞰し、自問しながら、その成果を体感する時間にして欲しいと思います。皆さん、頑張っていきましょう。特に高段位に挑戦する支部長方には当日までの日々をしっかり仕上げの稽古にあて、充実した心技体を披露してくださるよう期待しています。こうした指導者たちの姿勢こそが、後進への無言の教えとなりますから頑張って下さい。
新極真会が幹事を務める全日本フルコンタクト空手道連盟が主催する第1回国際大会の選手募集が始まりました。この大会は、フルコンタクト空手の世界標準化に向けた大きな第一歩となりますので、世界中から一人でも多くの選手に参加して頂くことを期待しています。この大会の成功こそがフルコンタクト空手の発展の大きな鍵を握っています。また、支部長の皆さまもぜひ開催地、大阪に足を運んでいただき、この大会を直に見て感じ、ともに成功の扉をあけていきましょう。
いよいよ、フルコンタクト空手の世界的な活動に向けて今まで以上に皆さんの力が必要となって参ります。一致団結してフルコンタクト空手の素晴らしさを世界に向けて発信して参りましょう。押忍
新極真会代表
緑健児