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第7回全世界ウエイト制大会に向けて

2021.07.31
新極真会ニュース
緑健児代表

いつも新極真会の発展にご尽力をいただき有り難うございます。長引くコロナ禍ではありますが、ワクチン接種などの感染防止策も徐々に進展しているように見受けられます。しかしながら、感染自体は広がりを見せており、まだまだ個人レベルでの予防に万全を期していかないとなりません。また、世界各地の異常気象による自然災害の報道にも心を痛めます。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

今夏、東京オリンピック2020が開幕致しました。コロナ禍によって長期に渡る制限の多い練習環境でもひたすら準備を重ねてきた選手や防疫対策を講じて本大会を開催される関係者の皆さまには心からの敬意を表します。そして、こうした苦労の末にやっと闘いの場に辿りついた選手の皆さまには、悔いのないよう最高のパフォーマンスを発揮して欲しいと思う気持ちと併せて、開催地である東京をはじめ全世界でコロナ禍と戦ってくださる医療従事者への感謝の気持ちを新たにしたいと思います。

さて、新極真会では第7回全世界ウエイト制大会の延期日程を2022年9月24-25日に正式決定し、各地区の出場選手枠をはじめその概要を発表致しました。本大会の主催国であるポーランドでは、レミギュシュ・カラピンスキー国代表を中心に関係各位が一致団結して準備が本格的に進むことと拝察します。コロナ禍の厳しい防疫対策を講じながらの大会運営は常に臨機応変な対応を求められることと思います。関係各位のご苦労に心から尊敬と感謝を致します。本大会を目指して厳しい稽古を積み重ねていく選手の皆さんが、熾烈な地区選抜を経て一堂に会して闘う姿を思い浮かべながら、WKOに加盟する各国各支部の力を結集して本大会の成功に向けて各地区予選会の開催を含めてこれからの一年余を過ごしていきたいと思います。主催国、ポーランドや本部への協力をお願い申し上げます。

6月26-27日には全ヨーロッパ大会が開催されました。主催国であるジョージア支部の皆さんをはじめ、関係各位の協力によって、地区内19カ国から選手が派遣されて成功裡に終えられましたことを嬉しく思います。出場された選手の皆さんが制限のある日々で稽古をしっかりと積み上げて闘いの場に挑んだ様子に、世界中の同志たちが勇気をもらったに違いありません。特に同地区で20回目の優勝を飾ったヴァレリー選手の武道家としての闘いは特筆されるものであり、心から賞賛したいます。クーン・シャレンベルグ地区代表を中心として、主催国のジョージアの皆さんなど本大会の成功に一丸となってきた全ての皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました。

ヨーロッパでは、新極真会が主幹事を務めるフルコンタクト空手の世界標準化に向けた地区活動としてEFKOキャンプの開催が進められています。これは主に運営をまとめられるコーン・スピテールス師範を中心に、地区内のフルコンタクト空手各流派団体の皆さまが稽古を通じた交流を深めていかれることと思います。すでにSNSなどで多くのフルコンタクト諸流派の高名な指導者方の参加が報じられています。とても、期待の大きい素晴らしいキャンプになることを心から祈念しております。

冒頭で触れましたように、長引くコロナ禍ではどうしても心身ともに内向的になりがちですが、私たちはフルコンタクト空手の修行によって、確固不抜の心技を極め、極真の道を全うすることによって、世界的に蔓延するこの疫病に打ち勝って参りましょう。日本では夏真っ盛り、とても暑い日が続いております。世界各地ではどのような今をお過ごしでしょうか。皆さんお身体の健康に留意して、引き続きWKOを最強最大の組織に発展させてまいりましょう。押忍

新極真会
代表 緑健児


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