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歴史の節目に極真の原点に立ち返る

2014.02.03
新極真会ニュース

 平素から新極真会の発展にご尽力して頂く全ての皆さまに心から感謝を申し上げます。早いもので2014年も2月に突入しました。皆さん、それぞれが大きな期待をもって新年の幕開けを過ごされたことと思います。

 1月12日、大山総裁が眠る護国寺において毎年恒例の鏡開きを行い、多くの門弟の方々と一緒に護摩供養をし、大山総裁への感謝と世界中の極真ファミリーが心身ともに健やかで、幸せに満ちた平和な日々が送れるよう祈りました。寒風吹きすさぶ護国寺は今年も晴天に恵まれました。大山総裁の墓標に手を合わせたのち、在りし日の総裁の息吹を感じながら参加者全員が全力で、そして無心で稽古に没頭しました。流れる汗の心地よさと自然に溢れる笑みを交わしあえる幸せを噛みしめました。私たちの気合や唱和した道場訓は天国の総裁に届いていたでしょうか。

今年は極真会館創設50周年、大山総裁没後20年という大きな歴史の節目になりました。この節目に立ち、極真空手は心の空手であることを強く胸に刻んでいきたいと考えます。心を鍛え、心を磨き、心を伝える。その心の根底には極真精神があります。「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する」。今一度、極真の原点に立ち返って今後も歴史と伝統を後世に伝えてまいりましょう。

さて、私たちの目指すフルコンタクト空手のオリンピック種目化は順調に準備を進めています。空手母国である日本がモデルとなって国内連盟(JFKO)を立ち上げ、それを「ジャパンモデル」として世界に広げていく。全世界フルコンタクト空手道連盟(WFKO)を組織しようとする構想は海外各国でも積極的に組織化が進んでいるようです。このモデルとなる日本ではいよいよ5月17日、18日に大阪で記念すべき第1回目の統一大会を開催することとなり、JFKO理事会を中心にその準備を着々と進めております。出場選手の募集も開始され、一斉に大会が動き始めました。開催まであと三ヶ月あまりですが、フルコンタクト空手を世界に発信する最初の第一歩に相応しい夢の舞台を作り上げて行きたいと思います。出場する選手の皆さんもこうした大きな歴史の幕開けとなる本大会に出場できる光栄を噛みしめて厳しい稽古を積み重ねてその日を迎えて欲しいと思います。

海外でもこうした各国組織を立ち上げていただき、世界中でフルコンタクト空手を盛り上げて行きたいと強く願います。皆さん一人一人のご理解とご協力を心から祈念して、今月の挨拶とさせていただきます。

新極真会代表
緑健児

 


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