新極真会は人種、国境、宗教を超えたOne Big Family


寒い冬が終わり柔らかく暖かい春に突入してまいりました。
昨年末から、各地区各国で第12回世界大会に向けた代表選抜戦が活発に行われていると思います。こうした戦いと並行して、主催国である日本でも事務局を中心に大会準備を活発に行っております。

さて、今年も海外支部からたくさんのご招待をいただき、有り難うございます。2月にはグアム支部(クリス・バイオチノ支部長)のセミナーに、3月には実に24年ぶりの南アフリカ(アイザック・マシニーニ国代表)の地区大会とセミナー、昇段審査会に参加致しました。
グアムは家族会員が多く、その家族間の結びつきも強い。技術面でも非常に基本に忠実で子どもたちの柔軟性も高い。これからの競技力の成長に大きな期待を寄せています。三年連続の訪問では、子どもたちの成長が著しく、その成長に勇気をいただきました。
また、南アフリカは、かつて世界大会で活躍した選手方が後進の指導にあたり、競技選手を多数輩出してくれています。大会では高い瞬発力から繰り出す技とその技の組み立てのうまさが目にとまり、競技レベルの高さと未知なる可能性を感じました。今回は、地域の極真諸派から多くの選手参加がありました。今後は新極真会の威信にかけて、諸派との戦いで存在力を示してくれることを期待します。
両支部とも役員同士が協力して催事を成功に導くチームワークのよさが特徴的でした。私たちの滞在中に温かいおもてなしをいただきましたことを心から感謝申し上げます。次は世界大会で皆さんの来日を楽しみにお待ちしています。

さて、私たちが幹事を務めるフルコンタクト空手の大同団結の動きは、2020年の第1回全世界フルコンタクト空手道選手権に照準を絞りながら、国際連盟の組織化が加速しています。すでに創設時の世界理事も選出され、今後はこの理事間の意見交換によって組織の起動が図られることと思います。フルコンタクト空手の独自性、流派の多数に見られる多様性、直接打撃の実戦性。こうした特色を進歩的に包含する国際競技連盟として国際スポーツ界での存在感を高める。こうした大きな流れのなかで、新極真会は公平公正、利他と奉仕の心をもって、幹事としての使命を果たしていきたいと思います。フルコンタクト空手の礎は、大山総裁が創始した極真精神です。「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益する」。この精神に常に立ち返り、私たちが目指す道をまっすぐに、ぶれることなく突き進んでいきたいと思います。皆さんのご協力を心から期待しています。

最後に心の痛いお知らせをしなければなりません。第8回世界チャンピオンの鈴木国博支部長が急性リンパ性白血病と診断され、長期入院による加療が必要になりました。鈴木支部長は皆さんご承知のように、数々の世界選手権で優秀な成績を収め、いかなる困難をも跳ね返し、努力に努力を重ねる武道家として世界から賞賛を受けた強豪の一人です。
何が起きても前向きに試練と捉える鈴木支部長の闘病を、世界を挙げてご支援していただきたいと思います。静かにゆっくりと治療に専念して、必ず完治して道場に戻ってくることを強く、固く信じております。
私たち新極真会は人種を超え、国境を越え、宗教を超えたOne Big Familyです。世界中の皆さんと手と手を取り合って、この家族の輪がより大きく、強い絆で結ばれていくことを心から祈念して、私のご挨拶とさせていただきます。押忍

新極真会代表 
緑健児

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