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世界大会へ向け、型のエースが決定。組手男女の有力候補は順当に勝ち上がる 第58回全日本空手道選手権大会初日

2026.10.10
新極真会ニュース

10月10日から11日にわたり、第58回全日本空手道選手権大会が東京体育館で開催されている。「Fullcontact Karate WORLD SERIES」の第2戦「ワールドシリーズ・ジャパン」として開催される今大会は、来年10月23日~24日に行なわれる第14回全世界空手道選手権大会日本代表第一次選抜戦となっており、組手は男子が上位4名、女子は上位2名、型は男女ともに上位4名が選抜される。初日となった10日は、型部門と組手部門・男子の一回戦、女子の一~二回戦が行なわれた。

【型部門・男子】
突きの型が指定型となった一回戦は、山崎昊大、出目哲哉、櫻井莉玖斗、本部紘希、山田裕己が二回戦に進出した。

一回戦同様に突きの型が指定型となった二回戦は、ディフェンディングチャンピオンの角野将太、前回、前々回大会3位の志村朱々璃、前回大会3位の山﨑一平の他、勝山龍弥、小池日悠、大友伯、竹島雅之、今泉陽翔が準々決勝進出をはたした。

撃塞小が指定型となった準々決勝は、志村、山﨑、竹島、角野がベスト4に勝ち上がり、世界大会の代表権を獲得した。

観空が指定型となった準決勝第1試合は、山﨑が志村に判定4-1で勝利し、初の決勝行きを決めた。準決勝第2試合は角野が竹島を判定5-0で退け、2年連続の決勝進出をはたした。

五十四歩が指定型となった決勝は、山﨑と角野が激突。山﨑が判定4-1で角野を下し、悲願の初優勝を飾った。山﨑は「7月に熊本地震があり、私も被災しました。熊本を盛り上げるためにも、絶対に優勝しなければいけないと思っていました。前回の世界大会では渡邊大士師範が王座を獲りましたので、同じ九州から頂点に立つために、渡邊師範に続けるように必ず王座を獲りたいと思います」と力強く宣言した。

【型部門・女子】
突きの型が指定型となった一回戦は、久米穂香、岸本莉子、大門優里、大谷夏海が二回戦に駒を進めた。

同じく突きの型が指定型となった二回戦は、ディフェンディングチャンピオンの星芽里、第13回世界大会&第56回全日本大会型チャンピオンの田中利奈、前回、前々回大会3位の細谷希花、前回大会3位の谷口亜翠佳が順当に勝ち上がった他、山田このみ、入来智羅咲、河尻望々花、中田来瑠心が準々決勝に駒を進めた。

撃塞小が指定型となった準々決勝は、4隅シードの田中、細谷、星と谷口を破った河尻がベスト4入りを決め、日本代表の切符を手にした。

観空が指定型となった準決勝第1試合は、田中が判定5-0で細谷を退けて決勝進出。準決勝第2試合は星が河尻を判定5-0で下し、2年連続のファイナル進出を決めた。

五十四歩が指定型となった決勝は、田中と星のチャンピオン対決が実現。貫録の強さを見せた田中が星を判定5-0で撃破し、2年ぶりに王座へ返り咲いた。全試合5-0という圧倒的な強さを見せた田中は「2年ぶりの大会ですごく緊張するかと思っていたのですが、思ったよりリラックスできました。自分の型を100%出し切ることが目標でしたが、今回は120%出し切れたと思います。世界大会2連覇を目指してまた一からがんばります」と晴れやかな笑顔を見せた。

■型・男子
優 勝 山﨑一平(熊本中央支部)
準優勝 角野将太(和歌山支部)
第3位 志村朱々璃(総本部道場)
第3位 竹島雅之(鹿児島中央支部)

■型・女子
優 勝 田中利奈(岡山東支部)
準優勝 星 芽里(東京豊島支部)
第3位 細谷希花(埼玉大宮西支部)
第3位 河尻望々花(和歌山支部)

 

【組手部門・男子Aブロック】
前回大会ベスト16、第10回JFKO全日本大会重量級3位で八隅のシードに座った堀之内陽逞は、一回戦で山富颯也と対峙。接近戦で突きと下段蹴りを打ち合うと、堀之内はラスト30秒からギアを上げて突きとヒザでラッシュをかけ、本戦5-0で完勝を収めた。

その他、藤原崚佑、片桐大也、吉澤穂高、湯川智仁、横島玄武、林晃世が二回戦に駒を進めた。ゼッケン1の渡辺優作は一回戦をシードされたため、二日目からの登場となる。

【組手部門・男子Bブロック】
前回、前々回大会ベスト8で第10回JFKO全日本大会軽重量級チャンピオンの塚本慶次郎は、一回戦で藤岡元と対戦。塚本は得意の蹴り技を見せつつ、接近戦では下突きの連打で藤岡を後退させ、本戦5-0で完勝を収めた。

前回大会4位でBブロックのトップシードに入った岡田侑己は、片岡柊斗との一回戦を迎えた。サイドステップを使って突きとヒザを叩き込む岡田だったが片岡も対抗し、旗は岡田に2本で本戦は引き分け。延長16秒、鮮やかな胴廻し回転蹴りをヒットさせた岡田が一本勝ちを収め、二回戦に駒を進めた。

第10回JFKO全日本大会中量級チャンピオンの前平斗真をはじめ、後迫龍輝、大坪星太、長嶋航平、古庄正樹、立石達也も二回戦に進出した。

【組手部門・男子Cブロック】
前回大会5位で第10回JFKO全日本大会重量級チャンピオンの遠田竜司は、一回戦で岡田英士と激突。序盤はコツコツと技を当てていった遠田は、ラスト30秒からスイッチを入れる。突きとヒザでラッシュをかけ、本戦5-0で勝利を収めた。

第10回JFKO全日本大会重量級準優勝の髙橋耕介、第8・10回JFKO全日本大会軽量級&第1回WFKO世界大会軽量級チャンピオンの澤井天心の他、水谷翔、村田哲成、江口雄智、北嶋治将も二日目に駒を進めた。なお、前回大会8位の多田大祐は欠場のため不戦敗となった。

【組手部門・男子Dブロック】
前回大会6位で第10回JFKO全日本大会軽重量級準優勝の金岡陽大は、突きと下段蹴り、ヒザ蹴りで本山杏平を攻め立て、本戦5-0で二回戦進出を決めた。

第10回JFKO全日本大会軽中量級チャンピオンの大坪裕希の他、藤田春人、髙橋佑汰、鈴木皓大、志村朱々璃、大橋伊織も二回戦に駒を進めた。最終ゼッケンを背負った渡辺和志も兄の優作同様、一回戦をシードされたため、二日目からの始動となる。

【組手部門・女子Aブロック】
前回大会準優勝の藤原桃萌は、一回戦で桜塾の高橋苺愛に本戦5-0で完勝。続く酒井希羽との二回戦では突きと下段蹴りで圧力をかけ続け、本戦5-0でベスト8入りを決めた。

前回大会3位で第10回JFKO全日本大会軽重量級チャンピオンの目代結菜は足立英加を寄せつけず、本戦5-0で一回戦を突破。だが、二回戦では冨村日花に苦戦を強いられ、本戦の旗は冨村に2本。延長は互角の打ち合いとなったが冨村に2度の注意が課されたこともあり、目代が延長5-0で逆転勝利を収めた。

その他、二回戦で鈴木成実を延長5-0で撃破した澤井ナノ、河村奈々を本戦3-0で退けた野邑心菜もベスト8入りをはたした。

【組手部門・女子Bブロック】
初めて全日本大会の四隅シードに入った細谷誉は、一回戦で内野心結を本戦5-0で退けた。続く緑絢音との二回戦では下段蹴りで攻勢に回り、本戦4-0で二日目に駒を進めた。

10大会連続優勝中の絶対女王・鈴木未紘は佐藤夢玲を本戦5-0で退け、危なげなく一回戦を突破。鈴木愛心との二回戦では突きと下段蹴りで圧力をかけていく。巧みにポジションを変えながら突き、下段、ヒザで攻勢に回り、本戦5-0で未紘が完勝を収め、4連覇へ向けて好スタートを決めた。

その他、二回戦で井上ほの花との激闘を延長5-0で制した渡部はるあ、梅澤彩音に本戦3-0で勝利を収めた水谷恋も準々決勝進出をはたした。

トーナメント勝ち上がり

組手:男子
組手:女子
型:男子
型:女子


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