継続をするということの難しさと大切さ
この度は昇段審査を受審させていただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございました。
私が愛知山本道場春日井に入門したのは2001年5月、28歳の時でした。
恐る恐る見学に行ったのを覚えています。
入門して初めの数ヵ月は稽古の厳しさ、激しさについていけず病院の常連になってしまうほどでした。
何とか肉体改造しようと先輩方のアドバイスをもとにトレーニングに励み、1年を過ぎた頃にはケガが少なくなりました。
同時に苦手な組手も徐々に楽しくなっていき、極真空手の魅力に取り付かれ深夜過ぎまで組手、1人で基本や移動稽古をするようになりました。
あの時いっしょに夜中まで練習した最高の仲間達、先輩方がいたからこそ辞めずに続けることができ本当に感謝しております。
時は流れて入門して7年半が過ぎ仕事中心になっていた私に転機が訪れました。
緑代表のセミナーに参加したときに当時茶帯2級の私に「黒帯」を取得したいという目標ができました。
同時期に仕事が多忙を極めましたが黒帯取得を信念に懸命に励みました。
最初の1級審査は保留、2度目は審査日寸前に首の頸椎を損傷して断念し生涯初の点滴治療。
やはり自分には叶わぬ夢なのか?悔しくてかなり落込みましたがそれでも目標を諦めることはできませんでした。
その往生際の悪さと頑固さで、1年後に1級合格することができました。
そしてさらに1年半が過ぎいよいよ昇段審査当日を迎えました。
すべてはこの日のために頑張ってきました。
いざ本番、幸い緊張はしなかったのですが基本、移動、型、基礎体力が終わりすでに膝がガクガクになりいよいよ10人組手が始まりました。
想像を絶する辛さに5人目を過ぎたあたりから意識が朦朧としてしまいましたが皆様の叱咤激励で何とか完遂することができました。
皆様より温かい祝福の拍手をいただき感無量でした。入門して約11年、39歳になっていました。
今回、初段を許して頂いたわけですが多くの課題が山積み状態です。
1つ1つ課題を克服し、早く実力の伴った筋金入りの黒帯になれるよう極真の道を全うします。
最後に入門から温かく見守っていただいた山本師範、私を育てていただいた高田師範代、谷田貝指導員、そして最高の春日井道場の皆様方、遅くまで組手に付き合っていただいた皆様、文句も言わずに陰ながら支えてくれた妻、ほんとうにありがとうございました。
今後春日井道場の発展に微力を捧げていきたいと思います。押忍
愛知山本道場
支部長/責任者:山本健策
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