空手を始めて自分が変わっていった
この度は昇段のお許しを下さり、誠にありがとうございます。
私は、空手を始める以前、10年間仕事漬けの日々を送ってきました。
それは仕事上に自分の目標があったからです。
仕事が終わらず、職場に泊まることも多く、休日出勤は当たり前、まさしく仕事人間の毎日でした。
食事の時間は不規則で、夕食は出前の店屋物に夜食のカップヌードルといった具合のバランスの悪い食生活に加え、運動は一切しませんでした。
そんな不摂生が祟ってか、健康診断の結果はいつも要治療でしたが、無症状のため病院にも行かず、そのまま放置していました。
仕事上の目標がほぼ成就し、そろそろ健康のために何か運動でも始めようかと考えていた矢先、いつも通り過ぎる極真カラテの看板が目に掛かり、今の生活を一新するものの方がいいと考え、36歳で入門を決意しました。
最初は、運動不足解消程度の軽い気持ちで入門しましたが、実際に稽古に出させて頂くと、自分より年長の方がかなりハードな練習をしておられ、その真剣に取り組む姿勢は単に健康のためではないという事がよくわかりました。
その後、入門して初めての審査の時の事です。師範のお話のなかで、「せめて黒帯になるまでは続けなさい」と白帯の私たちにおっしゃった事がありました。
その御言葉が私の頭の中に残り、黒帯を目標の1つに頑張るようになりました。
現在、12年が経過し、試合にも出させて頂き、多くの貴重な経験をさせて頂きました。空手のおかげで、心身ともに健康でいられることに感謝しております。
昇段審査は、基本、移動、型と順調に進み、最後の組手では、かなり息が上りながらも、何とか無事10人を終了できました。終わってみると、審査前の緊張劇はすっかり消え、爽快感でいっぱいになりました。
あのような経験も普通の一般的な生活では、決して味わえない事だと思います。
最後にお忙しい中、貴重な時間割いて、御教示をいただきました木元師範に謹んで感謝の意を表します。さらに終始御指導を頂きました、
茂木智之師範代に心から御礼を申し上げるとともに、種々の御助言を頂きました。
黒帯の先輩方をはじめ、私をサポートして下さいもした横須賀道場の皆様方に厚く謝意をあらわしたいとおもいます。押忍
神奈川東横浜支部
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